美食を追求する秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」から、至高の日本料理をピックアップ! ※GOETHE2023年8月号掲載記事を再編。
1.麻布|豪華食材の中から好きな食材と調理法を選べる、驚きの日本料理店
2023年3月1日にオープン。系列店のイタリアン『IL Brio』と同様、ワゴンで運ばれてくる食材から好きなものを選び日本料理で提供する。GLAMOROOS.,ltd 森田恭通氏による迷宮のような空間デザインも見どころ。
ワゴンに並ぶ食材を選ぶと、適した調理法を提案してくれる。〆の食事はトリュフ卵かけご飯や蕎麦、うどんなどもあり。酒類は入手困難なワイン、日本酒なども充実。
2.帝国ホテル 寅黒|中田英寿が通う、接待に最適な穴場和食店
フランス料理の伝統を受け継いできた帝国ホテルと『石かわ』グループがタッグを組んで開いた、帝国ホテル直営の日本料理店。2021年の開業時から店主を務める鷹見将志氏は神楽坂『虎白』出身。コースは約11品。
3.日日の料理 びおら|〆に最適な精進ラーメンも。日常使いできる広尾の本格和食店
四季の移ろいを肌で感じ、その情緒を楽しむことができる和食店。2022年7月、南麻布の静かな住宅地にオープンした『日日の料理 びおら』には、茶懐石の第一人者であった母の教えを受け継いだオーナーによる、癒やしと安らぎの料理が待つ。
喫茶で人気の八女・星野製茶園の“暁の白”を使った「抹茶のティラミス」「抹茶のシュークリーム」はテイクアウトも可能(要予約)なので手土産に。
4.白|米好きの中田英寿絶賛! 予約困難『米ル』の最上級ブランド
全国から吟味したお米をコースの最後に炊き立ての最高のタイミングで提供する『米ル』。その最上級ブランドとして2023年4月に恵比寿にオープン。
ビルの入口だけでなく、エレベーターを上がっても看板がない。初回の訪問はドキドキするが、思いきって右手の防火ドアを開けると、アンバーな非日常空間が現れる。
5.味享|1年分の予約が一瞬で埋まる、伝説の『京味』を継承する日本料理店
『京味』で10年。故・西健一郎の秘伝の味、技術、精神性をしっかり身につけ2018年11月に独立。
「安い食材にこそ手をかけるのが真の料理人」という師匠の言葉を胸に、さまざまな工夫をこらし、素材の味を最大限に引きだして提供する。いずれの料理も滋味深く、身体に染み入る。