美食を追求する秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。賢者たちが日常使いする、居心地の良いお店を紹介する。今回は東京・広尾の「日日の料理 びおら」。
小山薫堂「豊かな日常とは何か、を体感できる心地よい空間」
四季の移ろいを肌で感じ、その情緒を楽しむことができる和食店。2022年7月、南麻布の静かな住宅地にオープンした『日日の料理 びおら』には、茶懐石の第一人者であった母の教えを受け継いだオーナーによる、癒やしと安らぎの料理が待つ。
小山 日常的に通える気軽さがありながら、大人の心を満たす『びおら』のようなお店はとても貴重。オーナーの後藤加寿子さんのお母様は茶懐石の第一人者として有名な方で、日本人が大切にしてきた季節感や手仕事を随所に感じられます。
秋元 素敵ですね。
見城 敷居が高すぎないけれど、和の心に触れられるのはいいね。
小山 素材を生かしながら極力シンプルに仕上げた料理をコース仕立てでいただけます。アジフライとか、動物性食材を使わない精進ラーメンもありました。小皿料理を少しずついただきながらゆっくりお酒を飲めます。
秋元 アジフライとかラーメンもあるのは楽しみだな。
中田 通う頻度が多くなるのは、やっぱり自分のペースで料理をいただけるお店ですよね。
小山 こちらは器使いもとても素敵なので、器好きの方をお誘いするのにもぴったりです。
日日の料理 びおら/Hibinoryori Viola
喫茶で人気の八女・星野製茶園の“暁の白”を使った「抹茶のティラミス」「抹茶のシュークリーム」はテイクアウトも可能(要予約)なので手土産に。
住所:東京都港区南麻布4-12-4 プラチナコート広尾1F
TEL:03-6277-3522
営業時間:11:00~L.O.14:00、~16:00(喫茶)、18:00~L.O.20:00
定休日:日曜・祝日・月曜のランチ
座席数:24席、内半個室1室
料金:コース昼¥3,300・¥8,800、夜¥8,800