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2023.07.17

慶 Qing|秋元康がハマる広東料理の穴場、学大の“町中華”

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。賢者たちが日常使いする、居心地の良いお店を紹介する。今回は東京・学芸大学の「中華銘菜 慶 Qing(チュウカメイサイ チン)」。

「慶 Qing」のスペアリブの自家製塩レモン蒸し

「スペアリブの自家製塩レモン蒸し」¥1,650。紹興酒はボトルで¥2,750~。

秋元康「食い道楽の喜びをあらためて実感する、広東料理の穴場です」

シンプルな調理法で肉や魚介、野菜など素材の味を引きだすのが広東料理の醍醐味。オープンして2023年で6年目。カジュアルな店構えと料理のギャップに驚く『中華銘菜 慶 Qing』は、食いしん坊の心とお腹を満たす、魅惑のパラダイスだ。

秋元 前情報なしで、ほとんど飛びこみ状態でうかがったのですが、いい意味でのギャップに驚いたのが『慶 Qing 』です。一見、ちょっと小洒落た町中華という感じなのですが、黒板のメニューを見た瞬間に大当たりを確信しました。店主はずっと広東料理をやってこられた方で引きだしの多さがすごく伝わってくる。目についた料理を胃袋が許す限りお願いしましたが、どれもとても美味しかったです。

「慶 Qing」の黒板メニュー

その日のお薦めがびっしりと書かれた黒板メニュー越しに店主の梁慶彰氏が腕を揮う厨房が。

「慶 Qing」の上海焼きそば

「香港風醤油焼きそば」¥1,430。オイスターソースと醤油、砂糖でシンプルに仕上げた焼きそば。

中田 アラカルトで好きなものを注文できるのは最高ですね。

秋元 コースもあるけれど、仲間と行く時はアラカルトが楽しいよね。「スペアリブの自家製塩レモン蒸し」も美味しかったし、広東料理の定番「鮮魚の姿蒸し」は残ったタレをご飯にかけて食べるのがもう、最高。上海蟹の季節だったので、それもお願いして。学大に香港見つけたり、という気分になれるので、ぜひ皆さんにお薦めしたいです。

「慶 Qing」の香港風醤油焼きそば

「鮮魚の姿蒸し」¥4,200(写真はカサゴ550g)。白身魚をふっくらと蒸し上げ、上から特製の焦がし醤油をジュッとかけて香り豊かに。

「慶 Qing」の店内

連日、地元の人で賑わう店内。

中華銘菜 慶 Qing/チュウカメイサイ チン
店は学芸大学の駅から徒歩5分ほどの場所に。アラカルトのほか、前菜、海鮮、肉料理、デザートなど、ゲストの好みを聞いてから6~8品で仕立てる慶コース(¥6,000)も。

住所:東京都目黒区五本木3-33-2 ベルマーレ学芸大102
TEL:03-6884-6501
営業時間:11:30~14:00、17:30~L.O.21:30
定休日:火曜のランチ・水曜、不定休
座席数:20席
料金:ランチコース¥2,500~

【特集 ゲーテイスト2023】
 

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。購入はこちら▶︎▶︎

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=菊池陽一郎

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