GOURMET

2023.06.04

今話題の街、群馬・前橋に誕生したフレンチレストラン「セパージュ」とは

2023年6月1日にオープンしたばかりのフレンチレストラン「cépages(セパージュ)」をご紹介。

フレンチレストラン「cépages」

「レフェルヴェソンス」で研鑽を積んだシェフの美食とアートを楽しむ

アートデスティネーション「白井屋ホテル」や市立美術館「アーツ前橋」など、アートとデザインによる地域活性化が進んでいる群馬県前橋市。

2023年5月にも、”発見のある暮らし、創造が生まれる場所、前橋ラバーズが集う拠点”をコンセプトに生まれた複合施設「まえばしガレリア」が誕生。施設内にはタカ・イシイギャラリーや小山登美夫ギャラリーなど日本を代表する有名ギャラリー5社が拠点を構えており、新たなアートスポットとして注目されている。そんななかに、新たに加わったのがフレンチレストラン「cépages(セパージュ)」だ。

店名の“cépages”は、“品種”を意味するフランス語。ワイン用語ではワインに使われるブドウ品種やブレンドの割合などを指す。このレストランでは、「日本でも有数の素晴らしいワインと料理を味わえる場所を作る」というコンセプトのもと、群馬の食文化や食材と日本各地の選りすぐりの食材が調和した本格的なフランス料理を、上質なワインとともに提供している。

厨房を取り仕切るのは「アピシウス」「レフェルヴェソンス」などで研鑽を積んだ石橋和樹シェフ。そしてマネージャー兼ソムリエは、石橋シェフが「レフェルヴェソンス」での修行時に出会った内藤大治朗氏だ。

そんなふたりがタッグを組んで振る舞う料理は気になるところ。

フレンチレストラン「cépages」

例えば、群馬県民が愛する「焼きまんじゅう」をアレンジし、独自配合の生地を芳ばしく焼き上げてフォワグラのテリーヌと高知県の黒蜜ボカを組み合わせた一品には、ボルドーの極甘口の貴腐ワイン、ソーテルヌを合わせている。他にもゲストの前で仕上げる一皿もあったりと、料理とワインの絶妙なバランスに加え、ライブ感も楽しめるコースとなっている。

また「セパージュ」を手がけるのは、アートコレクターでもある竹内真氏が率いるGRAPES。店内にさまざまなアート作品が飾られ、まるでプライベートギャラリーのようなイタリアンレストランだと人気を集める「ISSEI YUASA」などでも知られており、「セパージュ」でもアートと美食を堪能できるという。

進化を続ける前橋へ、アートと絶品フレンチを味わいに足を運んでみてはいかがだろう。

cépages(セパージュ)
住所:群馬県前橋市千代田町5-9-1 まえばしガレリア1F
営業時間:レストラン18:00〜L.O.20:30、バー21:00〜24:00
定休日:水曜、月に2日不定休
座席数:レストランはカウンター6席、ホール12席。バーは12席
料金:おまかせコース¥33,000(サービス料別)、ワインペアリング ¥33,000(サービス料別)
予約はInstaglamのDMより

TEXT=ゲーテ編集部

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