GOURMET

2021.06.28

岡田前|こんなに大盤振る舞いしていいの!? 麻布十番の肉割烹

秋元 康、小山薫堂、中田英寿、見城 徹の美食を探求する4兄弟の偏愛レストランを大公開するゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」が今年も開催に! ガツンと肉を喰らいたい時がある。だから旨い肉があると聞けば、どこへでも行く。なぜなら、肉力こそが圧倒的な仕事の源だから。産地、肉質、焼き方、仕上がりのすべてにこだわった究極の肉レストランを紹介する。

岡田前

炭火で焼かれた神戸牛サーロインは塩とわさびで。コース全体の肉の量は1人前300g以上。

小山薫堂「あの岡田シェフの肉割烹。豪快なお得感に驚きました!」

これまでに70軒もの飲食店を手がけてきた岡田賢一郎シェフが、今年2月にオープンした肉割烹。神戸牛、松阪牛、近江牛をはじめとする選りすぐりの和牛の料理を楽しめる。約10品のコースのメインは、スペイン製の窯で焼く和牛の炭焼き。最後は手打ちそばでさっぱりと。

 昔『ケンズちゃんとダイニング』っていう店があったじゃないですか。そこをブレイクさせた岡田賢一郎さんが始めた肉割烹です。場所は昔「麻布十番温泉」があった辺りで、新しいビルの地下にあるんです。

ユッケとキャビア

「ユッケとキャビア」は豪華版TKGの趣(料理はすべて¥23,000のコースの一例)。

 ここは僕も行ったことがあって、いいお店でした。

 僕は6人で行ったんですけど、びっくりするくらい安かったんですよ。最初にデカい牛タンの塊を2本見せられて、それを6人で食べた後は、キャビアをひとり2分の1缶使った料理が出て。これはお会計がひとり4〜5万円になるかなと思ったら、2万円くらいだったので驚きました。

タン刺し

芝浦直送の新鮮な牛タンに飾り包丁を入れてトリュフをのせた前菜「タン刺し」。ポン酢と能登の塩で味わう。

 何でそんなに大盤振る舞いするわけ?

 そう思いますよね。驚くほど良心価格。

スペイン製の窯

店内中央のスペイン製の窯では、厳選された和牛が焼かれる。

 薫堂さんはおなじみだから特別サービスしてくれたんじゃないですか?

 いえいえ、そうじゃなくて、誰に対してもこうなんです。このお得感みたいなのはすごいなと思ったんですよ。ユッケとキャビアとご飯が一緒になった、ユッケTKGみたいな料理もすごく美味しかった。あとお酒のペアリングは1万2000円ぐらいなんですが、これを出すの? と思うような銘柄が出てきます。僕が行った時は話題のIWA(日本酒)が出ました。

 それは相当お得感がありますね。行ってみたいです。

ーー今年のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」は「秘密のレストラン」「陶酔のフレンチ&イタリアン」「美しき芸術の鮨」「職人の技に酔いしれる料理」「百花繚乱の超絶中華」「知る人ぞ知る隠れ家&穴場」「究極の肉を喰らう」がラインナップ! 完全保存版です。

 

Okadamae

店内は全席カウンター。店名の『岡田前』は、岡田氏が新鮮な肉を料理する様子を目の前で見られることに由来。

Okadamae
住所:東京都港区麻布十番1-5-23 ルネ麻布十番ビル B1
TEL:非公開
営業時間:17:00~(3部制)
休業日:日曜・祝日
座席数:カウンター16席
料金:コース¥23,000~
詳細はこちら
※予約はOMAKASEのサイトから

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=上田佳代子

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