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2018.03.28

いち太|旬食材による美味尽くし。秋元康が唸った〆の十割蕎麦とは

素材の美味しさをもっともシンプルに引きだし、心身に染みわたるように癒やしてくれる日本料理。 日本の粋を感じさせてくれる正統派から革新派までとくとご覧あれ。

いち太

名店『大木戸 矢部』出身の店主による美味尽くし

秋元 このゲーテイストの選考会に来る直前にも食べてきました。

小山 いつにも増して熱心ですね。

秋元 だろ? 外苑前にあるんだけれど、スキーショップジローの近くといえばわかるかな。

見城 うん、わかるわかる。

秋元 店主の佐藤太一さんは名店『大木戸 矢部』の出身です。

見城 新宿の店にいた彼?

秋元 そうです。

見城 だったら旨いね。もともと『矢部』は新宿の大木戸にあったけれど、そこは彼に任せて銀座に出店したんだよ。腕を見こまれていたし、新宿の店は美味しくて足繁く通ったよ。

小山 さすがの記憶力!

見城 それはぜひ行かないとな。

新宿『大木戸 矢部』を経て、2014年に独立オープン。

新宿『大木戸 矢部』を経て、2014年に独立オープン。探究心旺盛で、美味を追求するオーナーシェフの佐藤太一氏。

秋元 コースはお造りが2〜3品に、季節によって香箱ガニやあん肝、太刀魚の唐揚げとかグッと来るものがあり、しっかりとしたお椀や焼き物もあって。

小山 品数多そうですね。

秋元 品数は8〜11品くらいかな。これがメインディッシュというのはないんだけれど、どの料理もひと工夫されていて、丁寧に作りこまれていた。全体的にバランスがよくて、飽きずに最後まで美味しくいただけました。

小山 ミシュランで星を獲得しているだけありますね。

秋元 食事の〆には十割蕎麦を出してくれる。茨城県常陸の秋蕎麦にこだわっていて、京都の石臼屋さんに作ってもらった特注の石臼で毎日挽いているというだけあって、非常に旨いです。

小山 気になる店ですね。

秋元 しかも、せいろ、ゴマだれ、かけ蕎麦、季節の蕎麦から1回だけお代わりしていいルール。

見城 おお、それはいいね。

秋元 臨場感あるカウンターもいいけど、個室もふたつあるから改まった会食にも最適です。

手打ち十割蕎麦。

手打ち十割蕎麦。茨城県常陸産の秋蕎麦にこだわる。特製の石臼で毎日挽きたてを提供。「香りがよく、これ以上の蕎麦粉はない」と佐藤太一氏。一度のみ、お代わり可能。ゴマだれ、かけ、季節の蕎麦から選べる。

かわはぎ。

かわはぎ。あさつき、芽ネギ、穂じそ。肝とポン酢のジュレで味わう。器使いも魅力。

ふぐの白子雑炊。

ふぐの白子雑炊。オリーブオイルとコショウがアクセント。※料理は一例。コース ¥15,000、¥20,000 ほか

Ichita
TEL:03-6455-4023
住所:東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA346 101
営業時間:17:30~L.O.21:00
休み:日曜・祝日
座席数:カウンター8席、個2室(4~6名)

TEXT=粂 真美子

PHOTOGRAPH=上田佳代子

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