PERSON
2025.01.05
オカダ・カズチカがちょっと我慢をしてもフェラーリに乗る理由
プロレスラーには限界から先の姿を見せていく使命がある――。新日本プロレスのスター選手として活躍後、アメリカのプロレス団体「AEW」でも躍進を続ける“レインメーカー”オカダ・カズチカが、その人生の極意を語る。『「リング」に立つための基本作法』より一部を抜粋してお届けします。
「フェラーリに乗るのは、僕の使命だ」
僕は真っ赤なフェラーリに乗っている。
理由は、常にカッコよくありたいからだ。そして、子どもたちにとってプロレスラーがカッコいい、憧れの存在であってほしい。

きっかけは、漫画やアニメの『タイガーマスク』だ。
物語の主人公、タイガーマスクこと伊達直人は、自分を育ててくれた孤児院「ちびっこハウス」にファイトマネーを寄付している。そのため彼を鍛えた悪役レスラー養成機関「虎の穴」への上納金を払えなくなり、裏切り者とされて、刺客のレスラーを次々と送られる。
子どもたちに夢を与える存在として、タイガーマスクは相手の反則攻撃に耐え、自分はフェアに闘おうと努める。
伊達直人はいつも真っ赤なスポーツカーを運転していた。その影響で、僕も真っ赤なフェラーリを選んだ。
フェラーリに乗るのは自分の使命の一つだとも感じている。
プロ野球選手やサッカー選手にはポルシェを選ぶ人が多いと聞く。プロレスラーには、そういう選手はまだ少ない。身体が大きかったり、家族が多かったりという現実的な事情もあり、大型のSUVを選ぶ傾向がある。そういう事情を考えても、若くて子どものいない僕がフェラーリに乗らなくてはいけないと思ったのだ。
ちなみにフェラーリの前にはコルベットに乗っていた。その際、ぶつけられて警察の人に職業を聞かれたことがあり、プロレスラーと答えたら「プロレスラーでもこんなクルマに乗れるんですね」と言われ、プロレスラーはカッコよくなければいけない、とさらに思ったのを覚えている。
プロレス界のトップとして、僕はプロレスを盛り上げなくてはいけない。新日本でも、他団体でも、多くのレスラーに、オカダのようにフェラーリに乗りたい、と思ってもらいたい。闘うモチベーションにしてほしい。世間にもプロレスラーがフェラーリに乗れると知ってほしい。
そして子どもたちには、プロレスラーを目指してほしい。僕も強くなって、フェラーリを駆りたい──と、子どもたちが憧れる職業にしたい。
とはいえ、フェラーリに乗るためには、実はちょっと我慢をしてはいる。なによりもまず、二人しか乗れない。妻を助手席に乗せたら、友人は一人も乗せられない。狭くスピードを出せない都内の道では必ずしも走りやすいとはいえない。
それでも、フェラーリに乗るのは、僕の使命だ。
PICK UP
-
LIFESTYLE
PR2026.3.25
大谷翔平、メッシも愛用するヘッドフォン「Beats」は何が凄いのか -
GOURMET
PR2026.3.24
予約困難なレストランも登場! 日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK 2026」のGOETHEスペシャルシートへご招待【ラウンジ会員限定】 -
GOURMET
PR2026.3.25
マックス・リヒターの音色に酔いしれる。「KRUG×MUSIC」の味覚を超えたシャンパーニュ体験 -
GOURMET
PR2026.3.25
Zeebra「ヘネシーを飲むようになったきっかけはヒップホップ」 -
PERSON
PR2026.3.25
双子の娘と息子とパリ暮らしの杏「悩んで立ち止まるより、まずは行動する」【アイヴァン】 -
PERSON
PR2026.4.3
「悪魔のように神経が細かく、天使のように大胆に行動する人」見城徹が惚れた若き経営者とは
MAGAZINE 最新号
2026年5月号
HOTEL 動と静の最新リカバリー拠点
仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ5月号』が2026年3月25日に発売となる。特集「HOTEL 動と静の最新リカバリー拠点」では、心と身体を解放させるラグジュアリーホテルを厳選して紹介する。表紙はHYDE!
最新号を購入する
電子版も発売中!
GOETHE LOUNGE ゲーテラウンジ
忙しい日々の中で、心を満たす特別な体験を。GOETHE LOUNGEは、上質な時間を求めるあなたのための登録無料の会員制サービス。限定イベント、優待特典、そして選りすぐりの情報を通じて、GOETHEだからこそできる特別なひとときをお届けします。



