創業140年の老舗時計店・カミネが「パテック フィリップ ブティック 神戸・元町」をオープン

2025年10月1日、神戸・元町の旧居留地に「パテック フィリップ ブティック 神戸・元町」が誕生。さっそく多くの時計愛好家が訪れているという。

カラトラバ、グランドコンプリケーションなど稀少モデルも

港町・神戸の異国情緒と歴史が色濃く残る旧居留地エリア。1868年の開港時にイギリス人技師によって設計された街並みは、今なお当時の雰囲気を漂わせている。

「この通りは過度な広告や商業施設もなく、パテック フィリップの本国の方々も気に入ってくださっていました」

そう話すのは、元町の旧居留地エリアを中心に約130年にわたり高級腕時計・宝飾品を販売してきたカミネの上根亨社長。今回新たに「パテック フィリップ ブティック 神戸・元町」をオープンさせた。

ブティックに入ってまず圧倒されるのは、天井の高さ。その開放感溢れる空間に什器や照明、内装などパテック フィリップの伝統を感じさせる世界観が広がり、そこには、「グランド・コンプリケーション」「カラトラバ」といった稀少なモデルが並ぶ。

店内には半個室の商談スペース2つに加え、カミネ トアロード本店のパテック フィリップ・フロアにはなかった、完全個室のVIPルームが新たに設けられている。さらに店内奥にはバーカウンターを用意。顧客同士の交流場所として、今後活用されるという。

購入後のメンテナンスについても、スイス本社でトレーニングを受講し、ディプロマホルダーを獲得したスタッフを常駐させているなど、カミネだからこその顧客へのホスピタリティが充実している。

「パテック フィリップ ブティック 神戸・元町」を訪れれば、時計愛好家がわざわざ神戸まで足を運ぶ価値がわかるだろう。