スイスの独立系メゾン、グルーベル・フォルセイが最新作「ナノ・フドロワイアント」を発表した。

ナノ次元でムーブメントをデザインした超絶機構
ロベール・グルーベルとステファン・フォルセイという二人の天才時計師によって創設され、スイスのラ・ショー=ド=フォンに工房を構えるメゾン、グルーベル・フォルセイ。
2024年に創立20周年を記念して発表された「ナノ・フドロワイアントEWT」をアップデートしたのが最新作「ナノ・フドロワイアント」だ。
ケースには上質なホワイトゴールドを採用。ロジウム仕上げを施したゴールド文字盤にはブルーのミニッツトラック、時分針、クロノグラフ秒針が組み合わされており、爽やかさと気品を演出している。
特筆すべきはグルーベル・フォルセイ独自の革新的なアイデア、ナノメカニクス。
従来の時計ムーブメントをナノジュール単位で設計し直すことで、エネルギー消費を1800分の1にまで抑制。トゥールビヨンを含めた428個の部品を37.9mmのケースに収める驚異的なテクノロジーだ。
この機構は時計下部のフライングトゥールビヨン上に据えられたインダイヤルに現れている。
赤色の針は1秒で1〜6の目盛りを1周するので、6分の1秒の動きを視覚的に体感することが可能。
さらにインダイヤル自体もトゥールビヨンの動きに合わせて自転し、目盛りは常に正対するという複雑かつムーブメントの動作を心ゆくまで堪能できる仕様となっている。
まさに前衛というべき超絶機構を搭載し、洗練された最上級の佇まいを感じさせる究極の一本となっている。
問い合わせ
グルーベル・フォルセイ ブティック 銀座 TEL:03-3538-5401