100万円台で買えるダイバーズウォッチの祖。ブランパン「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」最新型

潜水計器として生まれたダイバーズウォッチだが、街使いの時計として楽しむ人も多い。「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」は、歴史、デザイン、機能のすべてで、その本命になるべき存在だ。

日常使いにふさわしいモダンなダイバーズウォッチ

1953年に誕生したブランパンの「フィフティ ファゾムス」が、本格的ダイバーズウォッチの原点であることは時計愛好家たちの間ではよく知られている。このモデルの登場以降、数多くのダイバーズウォッチが次々と生まれ、タフな道具としてプロ潜水士はもちろんのこと、冒険家たちからも愛されるようになった。

現在のダイバーズウォッチはその存在感や機能性が注目され、ツールウォッチというよりはライフスタイルウォッチとなっている。ではダイバーズウォッチにライフスタイルの要素を取り入れたのは誰なのか？ 実はそれもブランパンなのである。

「フィフティ ファゾムス」の誕生から3年後の1956年、ブランパンはダイバーズウォッチのビジョンをさらに広げ、ダイビングはもちろん、日常使いも楽しめる時計として「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」を発表。

ケース径を小さくし、ベゼルを細くすることでモダンさを、インデックスをバータイプにすることで洗練された雰囲気を加えた。それはまさしく、ライフスタイルを意識した時計であり、現代のダイバーズウォッチに求められる要素でもあった。

多様な選択肢とプライス以上の価値。それが仕事人に愛される理由

ダイバーズウォッチとしては小ぶりなケース径と細いベゼルによって、都会的なムードを纏う「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」だが、素材、ダイヤルカラー、ストラップ、そして価格帯にいたるまで豊富なバリエーションが揃っているので、選ぶ楽しみも非常に深い。

ダイバーズウォッチの原点という歴史的背景があり、現存する最古のスイス時計ブランドという安心感があり、そしてロングパワーリザーブや防水性もハイレベルという、すべてに秀でた時計は、ビジネスの世界で突出した存在になりたいと願うビジネスパーソンの手元でこそ、輝くことは間違いない。

セラミックケース初搭載の新作｢フィフティ ファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ｣

最新モデルである「フィフティ ファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー」は、洗練されたダイバーズウォッチにブランパンの十八番ともいえるコンプリートカレンダーとムーンフェイズを搭載。サンバーストブルーのダイヤルも印象的で、ブラックセラミックがつくりだすダークトーンの世界のなかに、華やぎを加えた。シックで美しく、機能的に洗練されている。それはビジネスパーソンが自己主張したい時に選ぶ時計としても最適だ。

「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」は都市生活者のためのダイバーズウォッチでもあるから、ケースもブレスレットもセラミックとなったことはむしろ当然の進化といえよう。セラミックは耐傷性に優れ、アレルギーの心配もなく、ステンレススチールよりも軽いという理想素材。しかも各パーツにはサテン仕上げを施しており、リンクはひとつひとつ入念に計測され、完璧にフィットするよう調整されている。そんな嗜好性の高い時計に仕上がっている。