LVMHグループの新作時計見本市である『LVMH WATCH WEEK 2024』が、2024年1月29日から開幕! 5回目となる今年はアメリカ・マイアミで2月1日まで開催され、世界中のジャーナリストやバイヤーが集結。どのような新作がお披露目されたのだろうか? 今回はウブロを取り上げる。
トゥールビヨンを搭載したスケルトンモデル
いくつかの新作を発表しているウブロだが、なかでもセンセーショナルなのが、ポップなカラーと精巧なスケルトントゥールビヨンを備えた「クラシック・フュージョン トゥールビヨン オーリンスキー」だ。
リチャード・オーリンスキーは色彩豊かなポップアート作品や多面的な動物の彫刻で世界的に有名なビジュアルアーティストであり、ウブロとは2017年よりコラボレーションを実現。そのコラボによって生まれた「クラシック・フュージョン オーリンスキー」は、ウブロの中核をなすコレクションとなっている。
この「クラシック・フュージョン トゥールビヨン オーリンスキー」は、自社開発・製造の手巻きムーブメントHUB6021を搭載。精密なトゥールビヨンや約5日間のパワーリザーブを備える名機で、オーリンスキーらしい斬新なブリッジを組み合わせたスケルトン仕様となっている。
また、幾重もの折り目が作りだす象徴的なファセットや多面に構成されたセラミックケース、H型ビスがセットされた12角形のベゼルといった象徴的なシルエットも健在だ。
ポップなイエローマジックとスカイブルーの2色を展開
HUB6021を搭載したオーリンスキーモデルは2019年にも登場しているが、今作は燦然と輝く太陽を思わせる「イエローマジック」と澄み渡る青空のような「スカイブルー」という、オーリンスキーの才覚を最大限に発揮したようなカラーリングを施した点が特徴だ。
「イエローマジック」はマットブラックのブリッジにイエローの針やインデックスを組み合わせ、コントラストを強調。「スカイブルー」はブリッジ、針、インデックスすべてをシルバーで統一し、清廉とした印象を醸成させている。
時計製造と彫刻的アプローチが融合した「クラシック・フュージョン トゥールビヨン オーリンスキー」は、ウブロが掲げる「アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)」を的確に体現したタイムピースなのだ。
問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ TEL:03-5635-7055