ウォッチメイキング110周年を迎えたセイコーから、キングセイコーの特別記念モデルが登場した。
亀戸の地にインスパイアを受けた限定モデル「SDKS013」
セイコーが国産初の腕時計「ローレル」を完成させてから110周年。それを記念した特別なモデルがキングセイコーから発売された。
キングセイコーといえば、2022年に60年以上の時を経て復活。多くの時計愛好家の間で大きな話題を呼んだ。
今回のモデルではセイコー腕時計の未来の時計作りへの想いが、キングセイコー誕生の地・亀戸にちなんだ亀柄のデザインに込められている。
かつて島だった頃の亀戸は、島の形が亀の甲羅に似ていたことから「亀島」と呼ばれていた。地名にある“亀”は、寿を象徴する吉祥の動物として古くから親しまれるとともに、甲羅が由来の亀甲文は、縁起のよい柄として継承されてきた日本の伝統的な吉祥文様のひとつだ。
限定モデル「SDKS013」は、亀戸の地にインスパイアを受け、亀甲文をモチーフに新たな型打ち模様をダイヤルに表現。日本固有種であるニホンイシガメから着想を得たダークブラウンのグラデーションと、甲羅を模した六角形のパターンが美しく調和するダイヤルとなっている。
ストラップは、レザーを使用したものと「KING SEIKO」と刻印された専用の三つ折れバックルが付属。ヴィンテージ感あふれるダークブラウンのダイヤルとマットブラックのカーフレザーを合わせることで、ブレスレットとまったく異なる雰囲気を楽しむことができる。
販売本数は世界限定1200本。美しい文様は、ぜひ実物を手に取って確かめてほしい。
問い合わせ
セイコーウオッチお客様相談室 TEL:0120-061-012