2023年1月25日、ジャガー・ルクルトは歴代の主要ヴィンテージモデルを現代に復刻させるカプセルコレクション「コレクタブルズ」を発表。時計好きの好奇心を刺激する特製リファレンスブックが付属するのも、大きな魅力だ。
百科事典のようなレファレンスブック「コレクタブルズ ブック」。時計購入者だけが手に入れられる。
時計史に燦然と輝く歴史的なモデルを手に入れる！
1833年の創業以来1,300を超えるキャリバーを開発するなど、卓越した創造性と情熱で腕時計文化を切り拓いてきたジャガー・ルクルト。その功績が多くの愛好家を生み、高級時計の世界において確固たる地位を築いているのは周知の通りだ。ただ、メゾンの歴史を振り返りたいと願っても、今に残る歴代モデルや当時の資料は数少なく、コレクターたちは歯がゆい思いをしていた。
このたびジャガー・ルクルトは、そうした愛好家やコレクターたちの願いに応えるべく、貴重なタイムピースを集めたカプセルコレクション「コレクタブルズ」を発表した。
「ジャガー・ルクルトが持つクリエイティビティやテクノロジーの高さを今一度整理し、多くの方に伝えるため、約2年の歳月を費やして企画しました。数あるタイムピースの中から、各時代を象徴する17のヴィンテージモデルを厳選しています。機械式時計の魅力を改めて世界に発信できて、とても光栄です」と、ジャガー・ルクルトのカトリーヌ・レニエCEOは話す。
2018年よりCEOとしてジャガー・ルクルトを牽引するカトリーヌ・レニエさん。
©Jaeger-LeCoultre by Maurice Haas
「コレクタブルズ」の各タイムピースは、スイス本国に在籍する10人ほどの熟練職人がアーカイブに残る設計図やパーツをもとに修復を行い、不足するパーツは再生産して仕上げたもの。17本のコレクションには「フューチャーマチック」「ジオフィジック」「メモボックス・オートマチック」など、時計史を彩る錚々たるラインナップが集結した。また、出処を保証するジャガー・ルクルトのアーカイブの抜粋や、可能な場合はオリジナルのボックスやストラップ＆ブレスレットも付属する。
1953年に発売された「フューチャーマチック」。リューズを持たないうえに、3時位置のスモールセコンドと9時位置のパワーリザーブインジケーターが見せる斬新なデザインが衝撃を与えた。
「ジオフィジック」は1958年に誕生。過酷な環境で活動する探検家のために、対磁性や防水性能、視認性などを追求した。
アラームウォッチの代名詞的存在といえる「メモボックス・オートマチック」。1956年、世界で初めてアラーム付き自動巻きムーブメントを搭載。
さらに「コレクタブルズ」がコレクターの興味を掻き立てるのが、購入者だけに進呈する分厚いリファレンスブックの存在だ。
20世紀における時計製造の黄金期、具体的には1925～1972年にジャガー・ルクルトが製造した、非常に重要で収集価値のあるモデルの情報が掲載されたもので、世界中の専門家や有識者、コレクターへの丹念なリサーチや分析によってまとめ上げられている。各モデルの説明とともにリファレンスごとの製造番号や使用されたムーブメントやケース素材、ダイヤルのバリエーションなど、コレクター垂涎のデータを記載。さらには、当時の歴史や文化に関するバックグラウンドストーリーが充実しているのも特徴だ。
「ジャガー・ルクルトの専門家により、20世紀のモデルに関する詳細な情報が書籍にまとめられたのはこれが初めてです。半世紀にわたる現代の機械式時計の進化について幅広く理解し、新たな視点でジャガー・ルクルトの役割を捉えられる一冊になっています」（レニエCEO）
「コレクタブルズ」の最新情報は、ジャガー・ルクルトの公式Webサイトから確認できる。歴史との接点を広げてくれる、ジャガー・ルクルトの粋な新コレクション。世界中のコレクターが熱狂すること請け負いだ。
問い合わせ
ジャガー・ルクルト TEL:0120-79-1833
