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2022.09.05

何十年も使い倒せる! チューダーの「レンジャー」

高級腕時計が軒並みプレミアム価格をつけているが、実情は投資的購買によるところも大きい。しかし、やはり腕時計はつけてこそ。日々をともにし、数十年先にそれまで過ごした時間を共有できることこそ、喜びである。2022年夏に発売されたチューダーの「レンジャー」は、まさにそんな1本だ。

チューダー

3針、アロー針、39mmケース。ツール時計らしい実直な作りは原点回帰とも取れる。とはいえ、マニュファクチュール キャリバーMT5402と独自のT-fitクイックアジャストクラスプにより、性能は当然のごとく飛躍的に向上している。自動巻き、SSケース、径39mm。¥371,800

長年愛用した先の、真の満足が待っている

「レンジャー」という名は、1929年にチューダーの冒険心を示すいわばスローガンとして採用され、実際にモデル名として採用され、現在に続く意匠を確立したのは’60年代。’80年代まで製造され、2014年に復活を果たしたわけだが、今回のタイミングで新作がリリースされたのは、1952年に英国海軍が行った北グリーンランド遠征探検70周年を記念してのこと。

それは、当時の探検が今日の「レンジャー」が誇る堅牢さや実用性に影響を与えたことに対するリスペクトだ。かねてよりその評は「手がとどく究極のツール時計」。つまり、何十年も使い倒せるという意味に他ならない。

問い合わせ
日本ロレックス / チューダー TEL:0120-929-570

TEXT=安岡将文

PHOTOGRAPH=SHINMEI(SEPT)

STYLING=五十嵐堂寿

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