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2022.07.09

リシャール・ミル、パテック、ロレックス、若手起業家の時計コレクション公開

仕事で成功を収める経営者の多くが腕時計に情熱を注ぐのはなぜなのか? 時計がビジネスマインドにもたらす価値を探る。【特集 高級腕時計のシゲキ】

リアルメディア代表取締役 村松良一

カラーが購入の決め手となったリシャール・ミル「RM 11-03 オートマティック フライバック クロノグラフ」(左)。名作「RM 11-03」の有終の美を飾る2020年に発売された「RM 11-03アルティメット エディション」(中)。ゴルフで必ず着用するリシャール・ミルの自動巻き最軽量モデル「RM 67-02 オートマティック エクストラフラット」(右)。

「経営者としてビジネスの嗅覚を養える」
リアルメディア代表取締役 村松良一

己を奮い立たせるために腕時計に刺激を求めるビジネスパーソンは多い。モバイル機器販売を中心に、多角的な事業を展開するリアルメディアの村松良一代表も、起業した大学2年生の時からコンスタントに腕時計を買い続けている。それは仕事に奮闘し続けてきた成長の証ともいえる。

「5年ほど前にリシャール・ミルを購入してから、ビジネスも軌道に乗った気がします。身につけると高揚感に包まれて、自信が漲(みなぎ)るんです。簡単に買える腕時計ではないからこそ、そのための努力は惜しみませんし、似合うようになろうと自分を鼓舞することができるんです」

リシャール・ミルを手にしたきっかけのモデルは、「RM 11-03オートマティック フライバッククロノグラフ」との出合いだった。

リアルメディア代表取締役 村松良一

手がけるアパレル事業のひとつ「MFC STORE」の本社での撮影時、トム・フォードのスーツと合わせて、106本限定の話題作「RM 40-01オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール」を装着。

「今まで見たことがない真っ赤な超高級時計に驚いて。しかも赤は僕が子供の頃から大切にしている勝負カラーだったので、買わずにはいられませんでした。今でも週1回は必ずつけるお気に入りの1本です」

独自の素材開発により常識を覆したカラフルな超高級時計は、ファッションアイテムとしても縦横無尽に活躍する。

リアルメディア代表取締役 村松良一

「アクアノート」はパテック フィリップで最も好きなモデル。昨年発売された「アクアノート・クロノグラフ 5968」はカーキグリーンのカラーにひと目惚れ。

「リシャール・ミルのデザインは派手な色使いでも先進的なので堂々とつけたくなる。ファッションはとことん流行を楽しむようにしていて、ここ数年はディオールやルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーなストリートファッションを好んで着ていますが、リシャール・ミルほどハマったモノはないですね。身体を鍛えているので武骨なサイズ感もしっくりきます。昨年、購入した『RM 40-01オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール』は、マクラーレンのスポーツカーからデザインを踏襲した流線的なケースフォルムや装着感に、究極のモノづくりを感じます」

リアルメディア代表取締役 村松良一

ホワイトゴールド製のロレックス「コスモグラフ デイトナ」はターコイズブルーの文字盤に交換した。

リアルメディア代表取締役 村松良一

エルメスの「バーキン35」は、村松氏の特注によるクロコダイル製のバイカラー仕様。

仕事も遊びも環境づくりが大切だと語る村松氏にとって、リシャール・ミルの腕時計は、理想のライフスタイルをかなえるために欠かせないツールなのだ。「経営者としてビジネスの嗅覚を養うためにも、常に一流と呼ばれるモノに囲まれていたい。仲間と過ごす食事やゴルフの時にリシャール・ミルを身につけるのも、自宅にアートを飾るのも同じような感覚。そこから生まれる相互理解を深めるコミュニケーションが、運気を上げたりチャンスを引き寄せてくれる。僕はそう信じています」

リアルメディア代表取締役 村松良一

Ryoichi Muramatsu
1974年愛知県生まれ。大学在学中に起業。モバイル機器販売から「MFC STORE」「junhashimoto」「TFW49」などアパレル事業、フィットネスジム「REVIAS」の運営、就労支援事業まで多岐にわたるサービスを提供。

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TEXT=戸叶庸之

PHOTOGRAPH=五月女幸希

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