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2022.03.30

生誕50周年を迎えたオーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」の進化に迫る! ──連載「意欲的新作ウォッチ」Vol.104

2022年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる“活きのいい”モデルを厳選! 連載第104回は、オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」50周年記念モデルを取り上げる。連載「意欲的新作ウォッチ」はこちら

連載「意欲的新作ウォッチ」

50年の時と共に進化し続ける永世定番「ロイヤル オーク」

ラグジュアリースポーツウォッチの金字塔「ロイヤル オーク」が誕生から50周年を迎える2022年、オーデマ ピゲは全48種類の新作を発表。あまりの人気ゆえ、ブティックに問い合わせが殺到しているらしいが、いずれのモデルも希少であることから入手は極めて困難な状況にある。これについては「ロイヤル オーク」の設計思想からも至極当然の流れだと言えるのかもしれない。

今から遡ること1970年、当時のオーデマ ピゲのグローバルCEO ジョルジュ・ゴレイからデザインの依頼を受けたジェラルド・ジェンタは「革新的な防水性能を持つスチール製の腕時計」というコンセプトを具現化すべく、いくつもの無理難題を克服することで1972年に「ロイヤル オーク」の発表にまで辿り着いた。

Ref.5402ST

伝説の始まりとなった1972年発表されたファーストモデルRef.5402ST。

「ロイヤル オーク」の開発における最大の課題として彼らの前に立ちふさがったのは、ジェンタが考案したアヴァンギャルドなデザインを貴金属よりも加工が難しいステンレススチールで製作することにあった。潜水士のヘルメットからインスパイアされたケースの形成、154点の部品で作られる画期的なケースと一体型のブレスレット、ベゼルだけでも70にも及ぶ仕上げの工数など、量産向けとは言い難い作業工程を50年上経った今もなお続けている。

こうした一貫したスタイルを保持しながら、「ロイヤル オーク」は絶え間なく進化し続けることで“不朽の名品”と呼ばれるようになったわけだが、この度発表された新作では50周年の節目に相応しいアップデートを果たしている。

伝統と革新を地で行くラグジュアリースポーツウォッチ

「ロイヤル オーク」の50周年記念モデルには、いくつかの注目すベきポイントが挙げられる。ここで紹介する4つのモデルとともに解説していこう。

人気が定着している37mm径の「ロイヤル オーク オートマティック」は、約60時間のパワーリザーブを備えた新型の自動巻きキャリバー5900を搭載することで、ケース厚を前作の9.8mmから8.9mmまでスリム化に成功。しかもラグを台形にすることでなめらかなカーブを作ることで快適性を増したブレスレットは軽やかな着け心地を提供してくれる。

こちらのブティック限定モデルに関しては、1972年の初代ロイヤル オークから続くブルーダイヤルを忠実に再現した「ナイトブルー、クラウド50」をダイヤルカラーに採用。数百もの小さな四角ベースのピラミッドで構成されたギヨシェモチーフの「タペストリーダイヤル」との組み合わせは「ロイヤル オーク」の伝統以外の何ものでもない。

ロイヤル オーク オートマティック

ロイヤル オーク オートマティック
ブティック限定。自動巻き、SSケース、径37mm。¥2,805,000

コマの厚み

側面から見るとブレスレットの初段から4段までコマの厚みが徐々に薄くなっていることが分かる。

昨年に続き、今年も注目度が高いカーキダイヤルを起用した「ロイヤル オーク クロノグラフ」の新作に目を向けてみよう。50周年記念モデルでは、各々のダイヤルデザインにも変更が加えられているが、自動巻きモデルとクロノグラフのアワーマーカーは、ケース径に合わせてサイズが統一化された。サファイアガラスのケースバックから確認できる50周年記念の特別なローターを装備した自動巻きキャリバー4401の姿が確認できる。

ロイヤル オーク クロノグラフ

ロイヤル オーク クロノグラフ
自動巻き、SSケース、径41mm。¥3,905,000

22Kピンクゴールドのローター

「50」の数字を象った22Kピンクゴールドのローターには、スチール製ケースの色味に合わせてロジウムのメッキが施されている。

もう少し補足を付け加えると、小径モデルの充実ぶりも目を見張るものがある。たとえば、38mm径の「ロイヤル オーク クロノグラフ」では、時代のムードを完璧に捉えたダイヤモンドベゼル☓スカイブルーダイヤルを組み合わせた1本が用意されている。この他にも「ロイヤル オーク オートマティック」の37mm径モデルから登場した腕元のアクセントにも最適なコンビモデルも一押しだ。

ロイヤル オーク クロノグラフ

ロイヤル オーク クロノグラフ
自動巻き、SSケース、径38mm。¥4,730,000

ロイヤル オーク オートマティック

ロイヤル オーク オートマティック
自動巻き、SS☓18PGケース、径37mm。¥3,410,000

なお、2022年4月15日(金)~6月5日(金)の期間、オーデマ ピゲは『ロイヤル オーク 時を刻んだ50年』と題したイベントを東京ミッドタウン・ミッドタウン・ガーデンの「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」で開催する予定だ。会場には、希少なヴィンテージウォッチ、本邦初公開となるジェラルド・ジェンタのデザイン画や発売当初の広告ビジュアルなどの「ロイヤル オーク」に纏わる貴重な資料が展示。さらには、「ロイヤル オーク」クイズや記念撮影のフォトコーナー、ベゼルの磨きの見学といったユニークなコンテンツが充実する。またとないイベントを通じて、「ロイヤル オーク」の奥深い魅力に触れることで充実したウォッチライフの一助になれば幸いだ。

『ロイヤル オーク 時を刻んだ50年』
会期:2022年4月15日(金)〜6月5日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3(東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
休館日:会期中無休
開館時間:11:00~19:30(19:00最終受付)
入場料:無料(事前予約優先)
※開館時間・休館日が予告なく変更になる場合があります。
詳細はこちら

 

問い合わせ
オーデマ ピゲ ジャパン TEL:03-6830-0000
日本特別コンテンツはこちら

TEXT=戸叶庸之

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