仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材! 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、自然派ビストロレストラン「ナチュール トウキョウ」へ。
食を通じて環境を考えるサステナブルフレンチ
心地よい初夏の風に誘われて、外に出るのが楽しい季節になりました。お散歩がてらちょっと素敵なレストランへ、そんな今の気持ちにぴったりなお店を見つけてしまいました。場所は国立競技場近くの再整備された都立明治公園。緑の木々の中にあるのが、ハワイ発のサステナブルアイランドフレンチ「natuRe tokyo(ナチュール トウキョウ)」です。
ハワイの「natuRe waikiki」同様、コンセプトは「Beyond the“Farm to Table”。地産地消をベースに、目指すのはさらにその先。
例えば、野菜は大きすぎたり形がいびつだったりするため出荷できない規格外のものをとり入れている。市場価値が低いと敬遠されてきた経産牛や、サイズが不揃いなどの理由で市場に出回らない未利用魚など、ポテンシャルは高くても廃棄されてしまう食材を積極的に取り入れています。
他にもリコッタチーズを作った時に余ったホエーでバターを作るなど、「日本の食材の新たな魅力発信」と「持続可能な未来をつなぐ食体験」を使命に、食を通じてサステナブルを考えているレストランなんです。
そんな食材を使い、「natuRe waikiki」のエグゼクティブシェフ小川苗(なえ)氏が監修する料理は、フレンチをベースに南国のエッセンスをブレンド。ハワイと日本のボーダーレスなビストロ料理が味わえます。
なかでもお薦めは、大きなオーブンで焼き上げる薪火料理。薪の香りを纏(まと)わせるかのようにじっくり焼く国産牛の薪焼きのほか、「鰹の薪たたき」など日本の四季を感じる料理をアラカルトでも楽しめます。
外には海洋プラスティックの廃材を用いた椅子を並べたテラスもあり、近隣の方が愛犬のお散歩がてらにワインを一杯。そんな楽しみ方もできるのも、このお店の魅力です。
公園の緑の中、肩ひじ張らずに、でも他にはない特別な料理と雰囲気を楽しむことができる、そんな日常と非日常がゆるやかにつながる「natuRe tokyo」。これからお気に入りの場所になりそうです!
natuRe tokyo
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町5-7 E棟
営業時間:11:00~L.O.22:00
定休日:不定休
TEL:03-5860-5288
ホラン千秋/Chiaki Horan
1988年東京都生まれ。趣味は韓国ドラマ鑑賞。『Nスタ』(TBS系、毎週月~金曜15:49~19:00※地域により異なる)にて月〜木曜のキャスターを務めている。
衣装クレジット:ドレス¥99,000(MSGM/アオイ TEL:03-3239-0341) ネックレス¥220,000、チェーンリング(右手)¥156,200、リング(右手)¥158,400、イヤカフ(右耳)¥125,400、ブラックダイヤイヤカフ(右耳)¥68,200(すべてHirotaka/Hirotaka 表参道ヒルズ TEL:03-3478-1830) サンダル¥127,600、バッグ¥289,300、ショルダーストラップ¥116,600(すべてトッズ/トッズ・ジャパン TEL:0120-102-578)