仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材！ 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、オークラ東京のバーラウンジ「スターライト～シェフズテーブル～」へ。
ホラン千秋／Chiaki Horan
1988年東京都生まれ。趣味は韓国ドラマ鑑賞。『Nスタ』（TBS系、毎週月曜～金曜15：49～19：00 ※地域により異なる）にてキャスターを務めている。
知る人ぞ知る秘密のシェフズテーブルとは
ラグジュアリーホテルのダイニングに行くのは、いくつになってもちょっと背筋が伸びてワクワクするもの。そんなホテルの中に、いっそう特別なお料理が楽しめる、知る人ぞ知る秘密の部屋が!?
場所は日本が誇るラグジュアリーホテル「The Okura Tokyo（オークラ東京）」の最上階に位置するバーラウンジ「スターライト」。フロアを進むと、天井まで広がる大きな窓から望むのは、遠く富士山も見えるという東京の空。そんな絶景を眺めつつ、フロア奥の扉を開けると、そこには専用キッチンを備えた「シェフズテーブル」が！
バーラウンジと聞くと、お酒のための軽食？ と思いがちですが、ここスターライトでは専任シェフがフレンチベースの本格的なお料理を提供。そのシェフ繁田（はんだ）正人氏を独り占めして食事を楽しむことができるのがこのシェフズテーブルなんです。
「牛リブロース洋風しゃぶしゃぶ」は、オーダーメイドでも人気のメニュー。お肉に椎茸の出汁をベースにしたソースと卵黄、トリュフを絡めて。
「赤身鮪のタルタル キャビア添え」とアミューズは“匠～TAKUMI～”コースから。
季節を感じるデザート「苺と木苺のムース」。
特別なのは空間だけではなく、お料理もこの部屋ならでは。3ヵ月ごとに内容が変わる3種類のコースのほか、お客様の希望にそったオーダーメイドのリクエストが可能なこと。食材のリクエストはもちろん、例えばかつて子供時代にこのホテルで食べたペッパーステーキが忘れられないというお客様にはその味を再現したり、創業以来のレシピで3日間かけて作られるコンソメで贅沢にもおじやを出してくれたりと、その日ひと組のお客様のためにここでしか味わえないお料理を提供してくれます。
この日、シェフが手にしたのはコンソメスープが入ったコーヒーサイフォン！ 上に入れた桜海老の香りをサイフォンの仕組みでスープに瞬間的に移す、そんな思いがけないプレゼンテーションもシェフが目の前にいるからこそ。日本のおもてなしが随所に光るオークラ東京でも、これだけ自由度の高いお料理が楽しめるのは、このお部屋を予約したひと組のみという、贅沢な時間を過ごすことができるんです。
夕焼けのラウンジを通り抜け、喧騒を忘れる秘密の部屋で特別な食事を堪能したあと、個室のドアを開けたゲストを迎えるのはきらめく東京の夜景……そんな素敵なサプライズが揃うのが、このシェフズテーブル。仕事でもプライベートでも、大切な人の心を間違いなく摑むことができるはずです。
シェフズテーブルの奥の扉を開けると、ロマネコンティなど希少なワインも眠るセラーが。
広いラウンジスペースには、スタンディングバーも。
ワンピース¥69,300、シューズ¥68,200（ともにTory Burch／Tory Burch Japan TEL：0120-705-710）、イヤーカフ［右耳］¥82,500、イヤーカフ［左耳］¥108,900、リング［右手人差し指上］¥344,300、リング［左手中指上］¥123,200、リング［左手中指下］¥280,500（すべてRIEFE JEWELLERY TEL：03-6820-0889）
オークラ東京 バーラウンジ「スターライト～シェフズテーブル～」
The Okura Tokyo Bar＆Lounge「Starlight～Chef’s Table～」
住所：東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラ プレステージタワー41F
TEL：03-3505-6075
営業時間：17：00〜22:00（月～金曜）、11：30〜22：00（土・日曜、祝日）
※シェフズテーブルは4～8名、1名当たり¥31,700～のコース料理。3日前に要予約。
