シーラホールディングス杉本宏之が愛される理由を、経営者仲間が漢字一文字で表現。
カブ&ピース 前澤友作
「何事にもニュートラルでバランス感覚の優れた経営者」
「初めて会ったのは2005年くらいだったと思います。杉本さんのオフィスに僕が訪問しました。約束の時間から20〜30分遅れて現れた杉本さんは、黒いクロムハーツのネクタイをつけて『どうも――』と声をかけてくれました。大物経営者の風格が漂っていて、只者じゃないなと思ったのが第一印象です」
前澤氏には記憶に残る思い出の瞬間がいくつかある。
「僕が宇宙に行った時、ロケット打ち上げ直前にガラス越しで面会しました。杉本さんの目がうるうるしていて僕も泣きそうになりました」
杉本氏に送ったアドバイスで“これは効いているだろう”と思うエピソードもそのひとつ。
「僕からはいつも『謙虚にな』って言っていたところ、数年前に、『たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣』という本を出していて、思わず笑ってしまいました」
今後、ふたりで仕かけたいことはあるのか?
「お互いおじいちゃんになっても馬鹿話をしてたいですね。俺はまだ現役だ、みたいな話になっていくのでしょうか」
GMOインターネットグループ 熊谷正寿
「人を愛するからこそ人から愛される」
「杉本さんは愛情に溢れた、人想いの親分肌な人間。彼と接していて一度も失礼だと感じたことはないですし、先輩想い、友人想いで愛を感じます。それは杉本さんが過去にいろんな苦労を重ねてきたから、人に対して自然と愛を表現できるのかな、と。それは人間として一番大事なEQ(心の知能指数)が高い人だからだと思います。杉本さんからはいつ会っても配慮を感じますし、大事にしてもらえているなと感じますから。
例えば、彼は節目節目のタイミングで、僕の知り合いの経営者に対しても、僕に対しても、すごく時間とお金を使ってくれる。ある経営者のバースデームービーを撮って贈るために僕のところにカメラを持って取材にきたり、僕の誕生日には生まれ年の1963年と同じヴィンテージのワインをプレゼントしてくれたり。すごく愛を感じますよね。
杉本さんは損得勘定ではなく、人に対する愛を起点に行動している。人に愛をどんどん注入するから、その愛が自分にも返ってくる。年を重ねるごとにいい顔になっていますよ。杉本さんからは愛を感じるから彼自身も愛されるんでしょう」
BREAKING DOWN 朝倉未来
「今後もどんどん暴れてほしい」
「杉本さんとは知人の経営者の紹介で初めて会いました。その方から『お互いが会いたがっていたから』と言われて引き合わされたのですが、お互いに『会いたい』って言ってなかったんですよ(笑)。だから、初対面はお互いに『誰?』という感じでした。でも、実際に話をしてみたら、杉本さんの話は面白いですし『いい人だな』と。お互いに馬が合うと思ったみたいで、月1回のペースで一緒にご飯に行かせてもらっています。
杉本さんが敏腕経営者であることは知っているのですが、あまり仕事をしている部分は見たことないですし、ビジネスの話もしません。基本的には他愛もない話をするのですが、それが面白くて。
杉本さんは誰に対しても平等に優しく接していて、紳士だなと思います。付き合い方が綺麗というか。たぶん、嫌いな人はいないんじゃないですか。だから周りから愛されるんだと思います。それは僕にはできないので素直にすごいと感じます。
今後は仕事での関わりも増えたら嬉しいですね。杉本さんからは海外での上場の仕方についていろいろと教えてもらいたいなと思ってます」
THE SYLA
超富裕層をターゲットにしたラグジュアリーマンションの開発がスタート。「ザ・シーラ渋谷富ヶ谷」は100年後も愛され続けるタイムレスなラグジュアリーを追求する。“Classic & Contemporary”をコンセプトに、素材や意匠、細部に至るまで高い品質を実現。東京での刺激と寛ぎを同時に楽しめるはずだ。