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2023.12.02

Bリーグ・アルバルク東京を強豪へと引き上げた異色社長の組織論

商社パーソンが縁もゆかりもなかったプロバスケットボールの世界に飛び込み、男子Bリーグ1部のアルバルク東京の運営会社社長に就いた。そして2度のリーグ優勝に導き、今季で就任して8年目。その男が林邦彦(59歳)だ。バスケットボール男子ワールドカップでの日本代表の熱狂を追い風に、かつてないほどの盛り上がりを見せるBリーグ。どのようにしてスポーツビジネスの素人が優勝チームをつくりあげたのか、林が大切にする仕事の3つのルールとは。そして2025年秋に東京・江東区青海でオープンする1万人収容の「トヨタアリーナ東京」の全貌などを聞いてみた。インタビュー1回目。

トヨタアルバルク東京の社長・林邦彦

盛り上がるバスケットボール界

空前のバスケットボールブームだ。

2023年8月下旬に開催されたFIBAバスケットボールワールドカップ(以下、W杯)での、日本代表の活躍は記憶に新しい。

ヨーロッパ勢に勝利するという大金星を含めて3勝、終わってみればアジア最上位の19位を獲得。さらに2024年パリオリンピックへの出場権も自力でもぎ取るという過去最高の結果を残した。

この影響からか、2023年10月5日プロリーグB.LEAGUE(以下、Bリーグ) 2023-24シーズンが開幕したが、多くの試合会場でチケットの“SOLD OUT”が続出。昨シーズンとは違い中高生や年配の方など新しい客層も多く来場していた。

そのBリーグにおいて、スポーツビジネスのまったくの素人であった商社パーソンからトヨタアルバルク東京の社長に就任し、2度のリーグ優勝(2017-18、2018-19)に導いた男がいる。林邦彦(59歳)だ。

近年は優勝から遠ざかっているが、林は虎視眈々と“王座奪還”を狙っている。

入念に準備した2023年10月14日の東京・代々木第一体育館でのホーム開幕戦では10,040名、さらに翌日10,225名と入場者数の記録を更新した。これはBリーグのクラブ主管試合では歴代最高記録となった。

だが、林代表が目指すものはもっと上にある。

バスケW杯の熱狂を追い風に満員御礼の会場が続出

——10月14日のホーム・代々木第一の試合を観戦しましたが、リーグ史上過去最高の入場者数となりました。クラブ経営者として今回のバスケW杯の結果をどう見られていますか。

サッカーの歴史が最も顕著だったかもしれませんが、Jリーグの観戦者数やプレー人口が増加したのは2002年のFIFAワールドカップ日韓大会がきっかけだと考えます。

“ドーハの悲劇”があって、“ジョホールバルの歓喜”があって、1998年のフランスワールドカップがありました。結果は3戦全敗でしたが、次の自国開催である日韓大会ではグループリーグを突破してベスト16へ進出しました。国民のサッカーへの目の向け方が一気に変わりました。

「サッカーを見に行こう!」「サッカーやろう!」というムーブメントにつながったんですね。当然Jリーグの観戦者数も急激に伸びました。

これと同じ現象が今のBリーグで起きています。お陰様でホーム開幕では2日連続の入場者数1万人超えとなりました。

アルバルク東京がB1リーグ第2節開幕戦で1試合最多入場者数を更新。東京・国立代々木競技場第一体育館は2日連続で入場者数1万人超えとなった。©ALVARK TOKYO

——AKATSUKI JAPAN(バスケット日本代表の愛称)のメンバーでもある吉井裕鷹(8番・SF)がコートに立った時は拍手も多く、会場が沸きましたね。

Bリーグも日本代表も、ともに成長していく。これが理想です。これまで日本のバスケットボールは世界の中では後進国と言われていました。今回のW杯でフィンランドに勝利し、ヨーロッパ勢から白星をあげたことは非常に大きな意味があります。

代表メンバーはNBAで活躍する渡邊雄太選手とNCAA(アメリカの大学リーグ)でプレーする富永啓生選手、それとNBAの下部リーグでのプレー経験を持つ馬場雄大選手(当時は無所属、今季からB1・長崎ヴェルカ所属)、それ以外は全員Bリーガーです。

Bリーグが日本代表の躍進に貢献していますし、観客は今回のW杯で活躍した代表選手をBリーグの試合会場で間近で見ることができます。

今回のW杯で代表は組織を活かした日本らしい勝ち方をしました。それを見て「バスケやってみよう」「身体が小さくても、もう1回バスケにトライしてみようかな」と観衆の心に火をつけた。こうやって試合の観戦だけでなくプレーヤーも増えていきます。

アルバルク東京#8吉井裕鷹
日本代表としてW杯でも活躍した吉井裕鷹。守備はピカイチ。©ALVARK TOKYO

スポーツビジネスの素人からクラブチームの経営者へ

——Bリーグ開幕前は商社パーソンだったとお聞きしました。

Bリーグ開幕前のアルバルク東京の代表就任のお誘いを受けるまでは三井物産に勤める商社パーソンでした。

広島東洋カープや中日ドラゴンズのスポンサーシップに少しだけ携わったことはありますが、スポーツビジネスはまったくの素人。プロ球団のなかに入って仕事するというのは初めての経験でした。

アルバルク東京は、出資比率がトヨタ自動車90%と三井物産フォーサイト10%という資本構成のクラブです。

会社設立当時のスタッフが全11人。そのうち、三井物産とトヨタ自動車からの出向者は私を入れてたったの3人、それ以外はすべてプロパーの社員。芸人の世界で言えば、私にとってプロパーの社員は“兄さん”になるわけです(笑)。

事業部・マーケティング室の清水室長もその一人で、年齢は一回り以上下ですがスポーツ業界では先輩です。芸能界的に言えば「おい、林」でいいんですよ。社長に就任にした際、本人にはそういった話をしたと思います。

トヨタアルバルク東京の社長・林邦彦
林邦彦/Kunihiko Hayashi
1964年東京都生まれ。同志社大学卒業後、三井物産に入社。ドイツ、ベトナムでの海外勤務を経て、2012年三井物産フォーサイトへ出向し、広島東洋カープ、中日ドラゴンズのスポンサーシップ・マーケティング業務に従事する。B.リーグ開幕の2016年、トヨタアルバルク東京の社長に就任。小学校からサッカーを始め、社会人では29歳まで関東サッカーリーグ(当時。現・関東サッカーリーグ2部)の「エリースFC東京」でもプレーした経歴を持つ。

——「兄さん」は面白いですね。2016年のBリーグ開幕から7年が経ちましたが、B1クラブでずっと経営をしている代表は林代表を含めて数名しかいません。

レバンガ北海道の代表・横田さんと秋田ノーザンハピネッツの代表・水野さん、そして私の3人だけです。

Bリーグ初年度の2016年9月22日、代々木第一体育館で行われた開幕戦。アルバルク東京と琉球ゴールデンキングスとの対戦で、試合こそ勝ちましたが課題も多かった。応援合戦では完全に負けていました。

アルバルク東京が所属していたNBL側と違って、プロチームであったTKbjリーグの琉球さんは、市民クラブでもあり、ファン・ブースター(特定のチームを応援する人)の応援も本当に素晴らしかった。一方、我々は平日に開催される試合もあって、ほとんどがスーツ姿(笑)。会社関係者が非常に多かったので、バスケ観戦も初めての人が多く、どうやって応援していいのかもわからない状態でした。

ところが7年経過して、先日開催されたホーム開幕戦では、リーグ初年度と同じ代々木第一体育館で対戦相手の栃木ブレックスのチームカラーの黄色に押されることなく、数のうえでもアルバルク東京の赤色が会場の大半を埋めてくれてたことに大変感激しました。

試合も応援も負けていない。7年間の変遷でチームもファン・ブースターも大きく変わりました。

——クラブの経営者として今回のバスケW杯をどう評価されていますか。クラブ主管試合での過去最高の入場者数に影響を与えていると思います。

クラブの主管試合で2日続けて1万人以上はBリーグ史上初です。昨シーズンでは9,555名が最高でした。

クラブ主管試合における過去最多入場者数を記録したアルバルク東京。観客席の上のほうまで、真っ赤に染まった。©ALVARK TOKYO

組織の成長で大事なのは「フラット感」

 ——スポーツビジネスの素人がなぜ2度のリーグ優勝を達成できたのでしょうか。

トヨタ自動車と三井物産グループが出資しているクラブチームだと、どうしても会社っぽくキチキチとした、社長や管理職が存在して縦割りになりがち。

でも、11人しかいないので、設立当初よりフラットな組織づくりを目指してスタートしました。全員がフラットな関係性を保ち、自分の与えられたポジション(仕事)をやらないと成長はないし、まして当初は11人で運営していたので、とても回らない。

やれ上司だとか、やれ担当だとか言っている暇はないですし余裕もなかったです。私からしたら先輩である“兄さん”たちの言うことをちゃんと尊重して進めていく。

三井物産で管理職を務めてきたなかでも常にボトムアップのスタイルで仕事を進めてきました。 現在はアルバルク東京の社員も50人を超す組織になっていますが、一貫してその精神を貫いています。

上司や部下というよりは全員がプレーヤーなんです。しっかりと自分の役割を果たす。より効果を上げるために指示やアイデアを待つのではなく、どの役職であっても、その役職レベルより一つ上の視点で自らが考えてやってみる。そして最後に組織として、または会社として取りまとめるのが管理職や社長です。そうした1人1人がしっかりした役割を実感できる経営、運営をやっていると自負しています。

——しばらく優勝から遠ざかっていますが、今季はまさに”王座奪還”の年。そのために何をすべきだと考えていますか。

バスケットボールの戦術など私は専門家ではないので、すべてGM(ゼネラルマネージャー)やヘッドコーチ(監督)に任せています。チームの戦略に口出しする立場でもないし、言えるだけの知識もありません。

Bリーグでは競技は13人の選手を登録(契約)でき、そのうち12人がベンチ入り、交代を含めて1試合でだいたい10人ぐらいが主に試合に出場するスポーツです。

選手の登録数が少ないので、チーム編成が非常に重要で、コーチングスタッフが考える戦術にフィットする選手と契約できるかどうかがその後の戦績にも大きくかかわってきます。

また、バスケットボールといえば、外国籍選手はアメリカ人選手が大半といったイメージがありますが、アルバルク東京の場合は 1人は帰化していますがアメリカ人は1名、ライアン・ロシター選手だけ。あとはスペイン、ブラジル、リトアニアと選手の出身国は多岐にわたっています。

馴染みがないかもしれませんがスペインは世界ランキング1位になったこともある強豪国で、2023年9月10日付けのランキングでは2位、リトアニアは同10位、ブラジルは同12位。アメリカ以外の強豪国選手による多国籍な編成となっています。

ファンエンゲージメントの徹底

——スポーツクラブではチームとフロントの「見えない壁」のような問題をよく聞きます。

アルバルク東京は実業団であった「トヨタ自動車男子バスケットボール部」から2016年にプロチームとして発足したチームです。

運営側のフロントスタッフと選手や監督、コーチなどの現場側の垣根をできるだけ低くする。もっといえば垣根をなくす、シームレスでやっていけるぐらいの融合性を持ちたいと考えています。

チームのなかで自分の意見を言い合えることは大切です。

例えば、普通のチームだとヘッドコーチからの戦術の話に対して選手は指示を受ける側で、一方通行のことが多いかもしれませんが、アルバルク東京の場合は選手から「こういうことなのか?」「これはこうした方がいいの?」とヘッドコーチに対して質問をしている場面をよく見ます。

それに対してヘッドコーチがちゃんと説明する。そうすることでチームに納得感が生まれます。戦術をしっかり理解したうえで非常にいいチームワークがなされます。

とにかく、組織上の管理者は指示をして聞かせることが仕事、そして部下はそれを従順に聞きいれて自分を殺して実行するといった一方通行の運営がスポーツの現場でもひと昔前の会社運営でも散見されました。

でも、今は、会社もチームも、お互いがお互の意見をフラットな立場で話し合って、納得して進むべき目標を明確に決めて、そこへ向けてまっすぐに走る。これが非常に大切であると思っています。

——4年前の上海で開催されたバスケットボールW杯の日本代表は、正直、完敗に近い状態でした。今回の結果はプロ化の成果というのもあるのではないでしょうか。

プロ選手の優越感や劣等感、どれだけの重圧があるかというのは、私もスポーツはしていましたが、自分自身はプロ選手になったことはないので分かりません。

ただ、プロで大事なことは、応援してくれる人たちがお客さんであるので絶対に勝たなければいけないということ。勝って、かつ、人気が出なければダメ。単に勝つだけではプロではない。

チームに対して、個人に対して応援してくれること、見に来てくれること、投資してくれることが自分の職業として生活に直結してくることをしっかり認識することが大切です。

ファンの期待に応えるために、勝って、チームのパフォーマンスを良くする。それが認知度向上にもつながることを選手は強く意識するようになります。そしてそれが、個人やチームのパワーアップにも相乗効果として表れると思います。

これまで会社の厚生部のなかの運動部が集まって実業団リーグをしていた時と比較すると、プロ化をしたことでクラブの目的が大きく違ってきていると思います。

つまり、現在のプロクラブはプロですから、明確にその試合の興行が生業であり、仕事であるということです。

試合にどうしたらお客さんがたくさん来てくれるか、どうしたらチームの競技性を高められるか、どうしたら認知度を上げられるかを毎日毎日深く考えている集団となったことで、選手もスタッフも生活がかかっていますから大きくその質が高まったと思います。

——アルバルク東京の認知度と人気を高めるために、どんな取り組みをされていますか。また、他クラブとの違いは何でしょうか。

いろんな方法がありますが一番底堅いのは口コミだと思っています。

信頼できる人から「Bリーグが盛り上がっている」「アルバルク東京はこういうチームで、こんな注目選手がいて面白いから試合を見に行こうよ」と誘われたら一度行ってみようかとなりますよね。

2人誘っていいなと思ってもらえたら、ファンが2人に増える。その2人がまた新しい2人を誘っていいなと思ってもらえたらファンは4人になります。ファンの人数は倍になるわけです。僕はこれを“健全なネズミ講”と言っています(笑)。

具体的には一昨年ぐらい前から取り組んでいるのですが、社員に4枚の招待チケットを渡しています。これを使って関係性のある人を誘って下さいと。現在もその取り組みは、継続して行っています。

要は、自分の会社の商品を自分の知り合いに自信を持って紹介できないなんてことがあってはいけませんし、人を誘う時には、そのモノのいい所をたくさん話して誘うわけで、それはアルバルク東京を客観的に社員が見返すいい機会だとも思いました。

昨シーズンは社内コンテストもしました。Bリーグのホーム試合は年間約30試合なので4名誘った場合は、4名×30試合でのべ120名となります。そのなかで一番配布できた人に商品券などインセンティブをつけて表彰してました。

——面白い取り組みです。アルバルク東京の集客性の高さの秘訣を垣間見ました。実際に口コミで集客をして、具体的には観客にどのように楽しんでもらっているのでしょうか。

まず一番重要視しているのは、来場者にストレスを与えないことです。具体的には会場に入ったら、どこに席があるのか? お手洗いはどこか? 出口はどこか? などわかりやすく提示することや、係員が必ず的確かつ丁寧に答えられるようにしています。

スポーツビジネスの分野では「非日常」という言葉をよく使うのですが、各々にとっての非日常があり、定義化できていません。

しかし、Bリーグの試合を見に来てくれた来場者の「非日常」の定義として一つ言えるのは、 一週間ずっと働いて、試合会場へは遊びに来ているわけですから、その時間は仕事などの日常から離れ、スカッとしたいわけです。

それなのに席や出口がわかりにくい、スタッフの対応が悪いといったストレスはあり得ないこと。ストレスフリーにして試合やハーフタイムショーでスカッとして楽しんでもらいたい。そしてできればアルバルク東京を応援していただいて、アルバルク東京が勝って気持ちよく帰ってもらう。

これを徹底するために「ファンエンゲージメントグループ」を今シーズンからつくりました。

ハーフタイムショー。試合をさらに盛り上げる。©ALVARK TOKYO

——「ファンエンゲージメントグループ」ではどういった活動をされていますか。

来場者に来てよかったと思っていただく、そのために何をしたらいいのかをみんなで徹底して考えるスタッフチームです。そこで考えたことを試合会場では実際にどのようにして運営するのかを全社員で話し合う。

グループリーダーは開場前などに無線を使ったりして、「今日も皆さまに楽しい時間を提供するように頑張りましょう」と常に言っています。私は口に出さないと態度には表れないと考えています。なのでチームでは常にそういう言葉に出してのやり取りをしています。

たとえアルバイトの人であろうと、お客様から見ればアルバルク東京のスタッフです。対応する側が社員だ、アルバイトだと勝手にくくることなく、仮にわからないことを聞かれても逃げないで「申し訳ございません、確認してきます。少々お待ちください」と言えばいい話です。

むしろ困っていそうな人がいたら、こちらから積極的に「どうなさいましたか」と声をかけて下さいと伝えています。

運営をサポートしてくれる会社も、毎試合前にとてもきめ細かなスタッフミーティングを開いてくれています。初めてスタッフとして働くアルバイトスタッフにも、責任者が会場の仕組みはもちろん、アルバルク東京というチームについての運営方針など、こと細かく説明してくれている。

これは非常にありがたいことです。

会場で責任者がアルバイトスタッフに運営上の説明をしている際に「林社長の運営に対する思いは……、それを皆さんで実現して下さい」と話してくれている場面を見かけ、自分の思いをこうやってすみずみまで伝えてくれていることは、個人的に本当に嬉しかったです。

インタビュー第2回へ続く。

TEXT=上野直彦

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

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