1972年の設立以来、一貫して日本(福井県・鯖江)製の高品質なアイウエアを生み出し続ける「EYEVAN」。その眼鏡をかけた熱き男たちを写真家・操上和美が撮り下ろす連載「男を起動させる眼鏡#28」。
PERSON 28
フリーアナウンサー/羽鳥慎一
「私がお洒落な眼鏡に興味を持つなんて……」
「こんなにお洒落な眼鏡をかけたのは初めてですよ」と苦笑する羽鳥慎一氏。といっても眼鏡経験が乏しいのではない。むしろ逆で、眼鏡は生活必需品として長年使用してきた。実は多くの人々がテレビなどで見る姿は、コンタクトレンズを装着した、いうなれば“よそゆき仕様”の羽鳥氏であり、帰宅して眼鏡をかけた状態が“プライベート仕様”の羽鳥氏なのである。
「テレビ局でメイクをする前に、コンタクトレンズを装着することで仕事モードに切り替えます。そして帰宅して眼鏡に変えると、『ハイ、仕事は終わり』という気持ちになれる。それくらい私のなかでは、眼鏡がスイッチになっています」
そのためこれまでは、見栄えよりも機能性を重視してきた。過去に数回、目の調子が悪く、眼鏡をかけてテレビに登場したことがあったが、その時は準備が整う前に本番が始まってしまったような妙な感覚があったそう。
「眼鏡をとらないと、どうしても気持ちがオンにならないんです」と話すが、今回の眼鏡選びでは、これまで手に取ったことがない、ボストンシェイプのColonというモデルを選んだ。
「私にとって眼鏡は道具なので、フレームは黒で、視界が広いスクエアタイプばかりをかけていました。けれど、今回はプロが見立ててくれたこともあって、今まで選んだことがない眼鏡に出合うことができました。デザインや色、肌なじみなどの視点から眼鏡を選ぶなんて、初めての経験でしたね」
羽鳥氏は基本的にモノには頓着がないタイプである。しかしこれまで100%道具だった眼鏡を、“楽しむモノ”として認知したのだ。
「こういう眼鏡なら、コンタクトレンズ+伊達眼鏡でファッション的に楽しめそうですし、テレビに出てもいいかもしれません。こんな私がお洒落な眼鏡に興味を持つなんて……、古くからの友人や知人が聞いたら驚くでしょうね。しかし今までなかった新しい興味が湧いてきたのは事実です。眼鏡=道具じゃない。普段とは違った一面を見せられる大人のアクセサリーであり、生活にプラスを与えられるモノなのだと、恥ずかしながら初めて気付かされました」
あまりにも身近な存在であったがゆえに見落としていた“眼鏡を楽しむこと”に、羽鳥氏はついに出合ったのだ。
Shinichi Hatori
1971年埼玉県生まれ。大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。2011年に退社しフリーに転向。現在、情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)で司会を務めるほか、バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」「人生が変わる1分間の深イイ話」(ともに日本テレビ系)に出演している。
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EYEVAN PR TEL:03-6450-5300
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