平常時は年に5ヵ月をハワイで過ごす本田直之さんが現地から情報をお届けする連載「#本田直之のハワイ新常識」。第8回はビジネスパーソンの間で不眠や不調に効くと話題のCBDについて。【過去の連載記事】。
ハイクオリティなCBDのみを扱う、全米で人気のチェーン店
日本でも雑誌やネットではその名を見かけるものの、一般への普及がかなり遅れているなと感じるCBD。CBDの正式名称はカンナビジオール。ヘンプ(麻)に含まれる成分のうちのひとつで、ストレス解消や睡眠導入、また疲労回復などの効果が期待されている。
日本から来た友人がホノルル近郊のCBDのショップを回るというので一緒に行ってみた。この友人は元プロサーファーで、先日、宮崎初のCBDテイスティング専門店である「The Seedling CBD tasting store」をオープンさせた。
まず1軒目は、カパフルにある全米550店舗を展開するCBDチェーン店「Your CBD Store」。ここはメディカル系のCBDを扱っており、とても品質のいいCBD製品が揃っている。
ティンクチャーはいわゆるCBDオイル。吸収効果が高い舌下に数滴落として使うもの。CBDには濃度が何段階かあるのだけど、初心者は低い濃度から始めるのがオススメ。
また最近はオイルタイプのほかグミやバーム、スプレー、ベイプタイプなどのCBDもあり、自分の目的に合わせ、摂取しやすいアイテムを選べばいい。ひとつだけ気をつけてほしいのが、ハワイで売っているものには“FULL SPECTRUM”というタイプがあり、これは日本の厚労省で大麻に該当するTHC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれており、大麻取締法に基づき処罰される可能性があるので持込みはできませんので注意が必要です。
だから日本に持って帰るものを選ぶ際は“BROAD SPECTRUM”というTHCが入っていないものを選ぶこと。
この店は品数も絞られていて日本語での表示もあるので、とても買いやすいと思う。
Your CBD Store
Instagram:@yourcbdstorehonoluluhi_
CBDを試してみたい、お土産にしたい人はアラモアナセンターへ
2軒目はアラモアナセンター内にある「CBD Haven by Vim N’Vigor」。ここは買い物ついでにも寄れるし、扱っている種類がとても豊富。「Your CBD Store」より価格帯も幅広く、グミやロールオンタイプのオイルなど、カジュアルなものも多く扱っている。日本語対応を希望するのなら、こちらの方が場所柄対応してくれそう。
またCBDには3種の効果があり、“サティバ”は思考がクリアになる、”インディカ”にはリラックス効果、”ハイブリッド”はその中間で、免疫力の向上効果などがあるよう。僕自身は日中はサティバ、寝る前はインディカなど、シーンに合わせて使い分けている。
選び方として知っておくべきことは、まず日本へのお土産にしたいのなら先ほども伝えたが“BROAD SPECTRUM”を選ぶということ。その中から目的に合わせ、眠る前に使いたいのならインディカ、日中仕事の集中力を高めたいならサティバなどを選ぶ。次に自分が取り入れやすい形状。たとえばベイプは即効性があるけど、継続性に欠ける。そのため、僕は寝る前長持ちするグミを舐める。運動の後ならバームなどでも。またCBDの分量によっても価格が変わるので、自分が使う頻度によって分量を選んだ方がいい。CBD自体には、ピリッとした苦味があるけれど、今はフレーバーがついて気にならなくなっている。
僕自身、CBDを生活に取り入れるようになって何が変わったかというと、眠りが深くなったこと。もともと寝つきはいいほうだが夜中に何度か目が覚めることがあって、それが朝までぐっすり眠れるようになったのだ。
ストレスフルな毎日を送り、寝つきが悪い、眠りの質がイマイチと悩んでいる人は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか
CBD Haven by Vim N’Vigor
Ala Moana Shopping Center Street Level
1540 Ala Moana Blvd#1014,Honolulu