MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

TRAVEL

2022.08.05

大規模リニューアル! ワイキキ随一のホテル「ハレクラニ」はどう変わったか?

「ハレクラニ」のゲストを癒やすホスピタリティと滞在の居心地は、間違いないクオリティを誇る。甲乙つけ難いホテルの変わらぬ魅力と、最新のニュースを取材した。【特集 涙するハワイ】

ダイヤモンドヘッド プライム スイート

ダイヤモンドヘッド プライム スイートのラナイからの眺め。真下にパワースポット「カヴェヘヴェヘ」が見える。

伝統を引き継ぎ、生まれ変わった名門

1984年の開業以来、初めて全館をクローズして大規模リニューアルを行った「ハレクラニ」。ハワイを愛するエグゼクティブの多くが定宿とする、ワイキキ随一のラグジュアリーリゾートホテルである。

ダイヤモンドヘッド プライム スイート

「ダイヤモンドヘッド プライム スイート」($2,740〜)のリビング。

そのリニューアルコンセプトは「次の100年にどうつなぐ、どう残していくのか」。最大のミッションは、マラマハワイ(ハワイを思いやる心)を大切に、できる限り、今あるものを再利用することだった。例えばフロントデスクで使うハワイの最高級木材であるコアウッドは、すべて取り外し、丁寧にポリッシュして、つややかな上質感を再現。同じくフロアの大理石も取り替えずに磨き直した。もちろん各部屋のラナイの真っ白なルーバーも、そのまま残っている。

ハウス ウィズアウト ア キー

モンキーポッド1枚板のカウンターが印象的な「ハウス ウィズアウト ア キー」に新設したバー。

それ以外の空調システムや温水システムを整備して、全室にウォシュレットのトイレや新しいコーヒーマシンを設置。そしてWi-Fiはより高速で大容量に。つまりハード面は徹底的にリニューアルを行ったのだ。また、館内のいたる場所にハワイや自然を題材にしたファインアートが飾られ、滞在する時間がより豊かになった。

メインビルディング

1932年に農園の大邸宅をモチーフに建設されたメインビルディング。設計者の名前がついたディッキー屋根は、涼しい貿易風を取りこめる建築法。

オールデイダイニング「ハウス ウィズアウト ア キー」も一新。プールサイドに直結するバーができて、家具も新調。夕刻にはキアヴェの木の下で、元ミスハワイも登場するフラのショーと生演奏が楽しめる。

キアヴェツリー

樹齢130年を超えるキアヴェツリーは倒れたが、子供たちが遊ぶ憩いの場に。

ハレクラニらしさは変わらず、ホテルはより使いやすくアップグレード。懐かしさを感じるラナイからの景色やスタッフの笑顔とホスピタリティはそのままに、ハレクラニは日本からのゲストを待ち望んでいる。

 

客室

ハレクラニ

客室は、空と海のブルーが映える白が基調。

フロントデスク

大理石の床とコアウッドのフロントデスク。

プール

底に125万個のガラスタイルでオーキッドを描いたプールは、ハレクラニのシンボル。

 

Halekulani(ハレクラニ)
住所:2199 Kalia Rd, Honolulu
TEL:808-923-2311

【特集 涙するハワイ】

COORDINATE=Mike Kelly

TEXT=今井 恵

PHOTOGRAPH=Hisashi Uchida

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

2024年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が4月25日に発売となる。今回のテーマは、安息と刺激が共存するハワイ。オアフ島に加え、ハワイ島、ラナイ島と3島にわたるアイランド・ホッピングを総力特集! 知る人ぞ知る、超プライベートリゾートから、新しくオープン&リニューアルしたホテル情報、最旬グルメ、死ぬまでに一度はみたい絶景、最新ゴルフ場事情など、今知りたいハワイを完全網羅する。 表紙は、ソロアーティストとして新たな道を突き進む、三宅健と北山宏光のふたりが登場。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる