今、旅に必須なのはプライベート感に溢れ、お籠もりできるホテルや旅館。そんなとっておきの宿をドワンゴ代表取締役社長・夏野 剛とクリエイティブディレクター・佐藤可士和に特別に教えてもらった。
夏野 剛/ハレクラニ沖縄、アマネム、金乃竹 仙石原
昨年、沖縄本島にオープンしたハレクラニ沖縄。本館以外にヴィラが5棟あり、各々にプライベートプールと温泉露天風呂を完備している。
「ヴィラから出れば賑やか、ヴィラの中ではひっそり過ごせるという最高の環境。リゾートを存分にエンジョイできます。この1年の間にすでに3回訪れており、私にとって別荘のような大事な場所です」
三重・志摩のアマネムは「リゾート全体が静寂に包まれていて、お籠もりにうってつけ。食事のレベルも高く、帰りたくなくなります」。
東京からも好アクセスの金乃竹 仙石原は、料理の質の高さで知られ、「それに合わせて素晴らしいワインリストも用意しています。ワイン好きにはたまらない宿です」。
※ハレクラニ沖縄(沖縄/恩納村)の詳細はこちら
※アマネム(三重/志摩)の詳細はこちら
※金乃竹 仙石原(神奈川/仙石原)の詳細はこちら
Takeshi Natsuno
1965年神奈川県生まれ。’97年エヌ・ティ・ティ移動通信網(現NTTドコモ)入社。iモード事業を手がける。現在はドワンゴ代表取締役社長。多数の会社の社外取締役も務める。
佐藤可士和/里山十帖、御宿 竹林亭、湯の山 素粋居
里山十帖は、巻機山(まきはたやま)を望む露天風呂からの眺めが絶景の宿。「新緑も紅葉も雪景色も、このためだけに訪れたいと思えるほど素晴らしい」
かつて鍋島家が所有した15万坪の御船山楽園。その敷地に客室わずか11という贅沢な造りの御宿 竹林亭は「すべての部屋がジャパニーズモダンの粋を極めた居心地のよい空間。特に月見台の『梧竹』、立ち湯の『山桜』は最高です。宿泊者のみ利用可能な『茶屋バー』はウイスキーのラインナップも豊富。心からリラックスできる、日本で一番好きな宿です」。
この7月にオープンの、陶芸家・内田鋼一氏がプロデュースした三重の湯の山 素粋居(そすいきょ)は近々訪れたい宿のひとつ。「ホームページからも素敵な宿であることが伝わります」。
※里山十帖(新潟/南魚沼)の詳細はこちら
※御宿 竹林亭(佐賀/武雄)の詳細はこちら
※湯の山 素粋居(三重/菰野)の詳細はこちら
Kashiwa Sato
1965年東京都生まれ。SAMURAI代表。ユニクロ、楽天など数多くの企業のロゴデザインやブランディングを手がける。来年2月3日から国立新美術館にて個展を開催する予定。