世界的メゾンや自動車メーカーの名前を冠した高級レジデンスには、建築のみならずインテリアやガレージにいたるまで、ブランド哲学が宿っている。日常そのものをラグジュアリー体験へと昇華する、至高の住処を覗いてみる。今回は「ベントレー・レジデンス」を紹介する。【特集 超絶レジデンスとシェア別荘】

ベントレー・レジデンス
地上62階建て、216戸という規模で、現在、建設中の「ベントレー・レジデンス・マイアミ」。ベントレー初のレジデンシャルタワーとして、ラグジュアリーなリゾートライフを提案している。
また、協業するデザー デベロップメント社にちなんだ「デザーベーター」という専用エレベーターを使うと、最上階を含めて、どの階にもクルマに乗ったまま自宅の玄関まで移動が可能というのが本物件の特徴のひとつ。さらに、各住戸のガレージは少なくとも4台は駐車可能で、EV充電設備用のスペースも完備。「クルマのある暮らし」の理想ともいえるレジデンスだ。
なお、家具にはベントレーとラグジュアリー リビング グループとがコラボレーションした「ベントレーホーム」を採用。室内随所にベントレーならではのデザインモチーフを取り入れるなど、その世界観をたっぷりと味わうことができる。
建物内には、ウェルネスセンター、スパ、ゲームルーム、ウイスキーバー、シガーラウンジ、シネマ、ペットスパ、美容サロン、居住者専用のレストラン&ダイニングなど多彩な施設が備わる。2028年完成予定。販売価格は580万ドル~。なお、世界で2戸しかないという61階に入るメゾネットタイプのペントハウスは約60億円で販売予定。
この記事はGOETHE 2025年12月号「総力特集:超絶レジデンス+シェア別荘」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら





