ライフスタイルの多角化が進む現代、住宅にも新たな選択肢が増えている。今回紹介するのは、建築家・⾕尻誠が発足させた新たな住宅ブランド「yado(ヤド)」。その第一弾となる「yado model #01」が、2023年2月1日から販売開始となる。
新しい和洋折衷を提案した家
建築家・谷尻 誠が「LIFE LABEL」「Dolive」主催の林哲平とタッグを組んで、住宅ブランドyadoを設立した。
これまで商業施設を中心に設計を行ってきた谷尻が、一般向けの規格住宅ブランドをプロデュースする初の試みで、ホテルのようなデザイン力と住み心地のよさを両立させた”泊まるように暮らす”住宅をコンセプトに設計したという。
2023年2月1日から販売開始となる、黒く落ち着きのある外観が特徴のファーストモデル「yado model #01」は、”新しい和洋折衷”がテーマ。
予約が取れないプライベートヴィラとのコラボモデルなど、ホテルならではの⼼地よさを個⼈住宅で実現し、憧れのホテルに"暮らす"という新たな価値を創造している。今後はGOOD DESIGN賞も受賞するプライベートヴィラとコラボした住宅モデルをリリース予定だという。
「yado model #01」は、扉を開けると、ひとつづきの大きな土間が印象的なリビングが広がっている。風景を切り取るようにデザインされた大きな窓も特徴だ。
自身で購入した土地に合わせて、広さを調整できるほか、オリジナルのサウナユニットや納屋、造作家具などのオプションプランも充実していて、「yado model #01」をベースに自分好みにカスタマイズできるのも嬉しい。
また、設計⼠に向けたデザイン&ビジネススクールを、2023年春より開講予定となっており、設計⼠やデザイナー、学⽣などが、設計⼒やマーケティングに必要な思考を学ぶ"場づくり"を広く継続的に行っていくという。スクールでは、住宅・建築業界に携わる実務者の技術⼒やモチベーションの向上はもちろん、yadoの考え⽅や指針を共有することでパートナーシップを⾼めていくことも⽬的としている。
「⽇本の街並みをより美しくしたい」という思いから発足した"新たな暮らしの提案"は、豊かに暮らすための新たな選択肢となるだろう。
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yado yadohouse.jp