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2023.01.03

日本初上陸の珍獣、絶滅危惧種etc.飼育可能な希少動物カタログ

限界を知らない男、モノ、コト――過剰なモノを愛し続けたゲーテ編集部が贈る特集「最上級事典2023」。妥協を知らないゲーテ流の最上級とは何か。今回は、ペットとして飼育可能な希少動物たちを紹介する。【特集 最上級事典2023】

ペットとして飼育可能な希少動物 オリンゴ

オリンゴ/Olingo
好物のりんごを持つ姿が愛くるしいオリンゴは、熱帯雨林に生息するアライグマ科の小動物。まん丸の瞳とピンとした耳、長い尾と舌が特徴。先日、日本へ初輸入されたばかりの珍獣なため、ファースト飼い主になれるかもしれない。

希少な動物とともに過ごす日々はプライスレス

こんな動物も飼えるのか――ここ数年の巣ごもり需要で、生きものを育てる人が増加。マイクロブタやプレーリードッグなどの小動物から、爬虫類、猛禽類までペットの多様化は見る間に進み、その希少性ゆえに数百万円とかなり高額ながら、意外に飼育が可能という珍獣も相当数いる。

主に生体の輸出入や卸し、研究等を行う動物専門商社BURDEN(バーデン)でも、オリンゴという日本初輸入の生きものや、ナマケモノ、オニオオハシといった市場にはなかなか出回らないレアな生体を数多く扱っている。なかでも、雅な甲羅を持つホウシャガメは乱獲などの理由で数が著しく減少し、クルマ一台分にも及ぶ高値で取引されている。

ペットとして飼育可能な希少動物 ホウシャガメ

ホウシャガメ/Radiated Tortoise
高く盛り上がったドーム状の甲羅に放射状の模様があることからその名が付けられた、通称“世界で最も美しいカメ”。マダガスカル島で独自の進化を遂げたリクガメの一種。甲羅の模様や形は個体で異なり、状態しだいで取引価格が変動する。

「絶滅危惧種としてワシントン条約附属書Iに記載され、商業取引が禁じられています。ただ環境大臣の許可を受け、ペットとしてブリーディングした個体であれば売買、飼育が可能です」と副社長の須田拓翔氏。

航空運賃の値上げや世界情勢により、そもそも輸入ペットの価格は上昇傾向に。また、希少な生体は日常的にかかる費用、病院の有無などの考慮も必要だ。相当の経済的余裕と心構えを持ち、命あるものだということを肝に銘じたうえで、動物との貴重な時間を楽しみたい。

ペットとして飼育可能な希少動物 ナマケモノ

ナマケモノ/Sloth
穏やかな性格やゆったりとした動きが癒やし効果大と人気。このナマケモノは、前肢に2本の長い爪を持つフタユビナマケモノで、先天的に色素が少ない超希少なアルビノ種。熱帯雨林の樹上で暮らす動物のため、同様の飼育環境を必要とする。

ペットとして飼育可能な希少動物 オニオオハシ

オニオオハシ/Toco Toucan
南米の川や森に生息するキツツキ目オオハシ科の鳥。身体の半分を占める大きなクチバシは体温調整の役割を担い、中が空洞のため見た目以上に軽い。先に見えるのは長細い舌。羽を広げて移動できるようなスペースがあるとよい。

BURDEN
住所:千葉県旭市上永井875
TEL:050-3172-5065
営業時間:10:00〜17:00

【特集 最上級事典2023】

TEXT=前原静蘭

PHOTOGRAPH=南部実還

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