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2022.11.20

個性的なオーダーも形に! 世界的アーティストも信頼するミネルバの特注チェア

手間もかかれば、時間もかかる。だが、その分思い入れは深くなる。ビスポークには、物語が宿るのだ。もちろん、使い心地もすこぶる良好。そんな世界にひとつだけの特注品こそ、浪漫のある邸宅にはふさわしい。今回紹介するのは、ミネルバ。【特集 浪漫のある家】

ミネルバ ソファ

「フラワー」の織地を使ったソファは、アーティスト、村上隆氏本人からのオーダー。クリエイターの無理難題に応えてきた宮本氏は、難しい要求ほど、職人魂に火がつくという。チェアであれば10万円台、ソファであれば40万円台からオーダーが可能。

イメージを伝えれば、夢が具現化する

このチェアを誰がデザインしたか、ご存知だろうか? かの故ザハ・ハディドである。時は1990年、ザハは当時39歳。“アンビルトの女王”と呼ばれながらも長らく実作がなかった彼女の初めての作品が、札幌のレストラン「ムーンスーン北倶楽部」の内装デザインだった。店内で使用されたこのチェアは、その時に生みだされた。

羊毛と鋭角のスチールを組み合わせた独特のデザインを実体化したのは、「ミネルバ」の宮本茂紀会長だ。自身も職人として手を動かし、またモデラーとして、デザイナーや建築家、アーティストが起こしたデザインやラフスケッチをもとに家具製作を行ってきた。その実力と実績には、皇室から世界的アーティストまでが信頼を寄せる。

そんな宮本氏の元には、高級イタリア家具をひととおり経験した強者による本当に自分の身体に合ったイージーチェアや、絵画コレクターによる名画の色に合わせた色のソファなど、個性豊かなオーダーが入る。図面を書くことができなくとも、イメージをモデラーに伝えることで、理想のソファやチェアという夢を実現できるのだ。さて、あなたは何をオーダーする?

ミネルバ チェア

ザハがデザインした「フラッフィーチェア」は、「ミネルバ」のショールームに試作品が残るのみ。ユニークなデザインだが、座り心地はすこぶるよく、奇抜なアイデアであっても、快適性は譲れないという、宮本氏のこだわりが感じられる。

問い合わせ
ミネルバ ショールーム TEL:03-3785-2337

【特集 浪漫のある家】

TEXT=安藤菜穂子 EDIT=西原幸平(EATer)

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