ビジネスの最前線で闘うリーダーやスペシャルな人の傍らには、仕事に活力を与え、心身を癒やす、大切な愛用品の存在がある。それらは、単なる嗜好品にとどまらず、新たなアイデアの源となり、自らを次のステージへと引き上げてくれる、最強の相棒=Buddyでもあるのだ。今回紹介するのは、ピュア・フィッシング・ジャパン 代表取締役吉川ショウ氏の相棒E-バイク。特集「最強の相棒」
ギア選びの手本となる生き方を実践する
アブ・ガルシア、バークレイ、ペンをはじめ、人気フィッシングブランドの製品企画や製造、輸入販売を手がけるピュア・フィッシング・ジャパン。代表の吉川ショウ氏は言う。
「日本ではいまだに釣りに対して、汚い、臭い、過酷という3Kのイメージが強い。スタイリッシュなギアを届けることで、そのイメージを払拭していきたいと思っています。そのためには、僕自身がギア選びの手本になるような生き方を実践したいなと。持ち物に対するこだわりは、人一倍強いですね」
そんな吉川氏が今年1月に入手した相棒が、MATE X。コペンハーゲン生まれのE-バイクで、無駄なスペックを削ぎ落としたストイックなデザインが世界中で支持を集めている。
「もともと、ハーレーやBMWのバイクに乗っていましたが、歩行者が多い都内では扱いづらい面もあった。でも、MATE Xなら小回りが利き、路地に入ってバイクでは見えなかった景色を楽しむこともできます。排気ガスで地球環境に負担をかけることもありません。フロントにカゴ、バックに荷台をつけて僕流にカスタマイズ。通勤や仕事中の短距離の移動は、すべてMATE Xで済ませています」
休日には都内から鎌倉の七里ガ浜海岸まで遠乗りしたことも。海風を受けて走る爽快感に、日頃の疲れが吹き飛んだという。
「自転車とはいえ、バイク並みのスピードが出るので、走行中は走ることだけに集中する。だから仕事のことを考えている余裕はないんです。MATE Xを手に入れてから、オン・オフの切り替えが上手くいくようになったと感じますね」
コロナ禍が終息した日には、ロサンゼルスの海岸をMATEXで走行したいと話す吉川氏。E-バイクは心を若返らせ、新たな冒険へと誘ってくれる。
ピュア・フィッシング・ジャパン 代表取締役
吉川ショウ
1969年東京都生まれ。ウォルトディズニージャパン、ナイキジャパン、アディダス、WPPグループカンパニー日本法人代表取締役CEO、GoPro日本・韓国代表マネージングディレクターなどを経て現職。ダイビング・クルマを愛するアクティブ派。