経営者として多忙に働きながら、移動時間はすべて読書に費やすほどの読書家である佐伯真唯子さんの本誌連載“GOETHE CULTURE Book”。2021年、佐伯さんの心に響いたを本をまとめて振り返る。
名将・野村克也が遺した人を育てる極意
「ぼやきのノムさん」として親しまれ、昨年2月に亡くなった野村克也さん。
選手、監督として65年以上もプロ野球の世界で勝負してきた野村さんの金言をまとめた、人生哲学の集大成ともいえる1冊です。
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内館牧子流! 残りの人生の生き方
内館牧子さんといえば、人気テレビドラマの脚本や旺盛な執筆活動に加え、女性初の横綱審議委員を務めるなど、精力的に生きる女性のお手本となるような方。ですが、主人公の夏江が発するのは「今度生まれたら、この人とは結婚しない」という、なんとも後ろ向きな言葉なのです。
エリート会社員だった男性と結婚して寿退社。専業主婦として、ふたりの息子を育て上げる。
傍から見れば不自由のない人生を送ってきた夏江ですが、70歳を迎え、「この人と結婚しなければ、別の人生があったのではないか」と呟きます。
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稲盛和夫、王貞治、佐藤可士和ら365人の名言が1日1話学べる一冊
稲盛和夫さん、王貞治さん、羽生善治さん……。
経営者やスポーツ選手など、各界の偉人たちの“熱い”話を、1日ひとり分読むというコンセプトの本書。
「なぜひとりずつ?」と思ったのですが、試しに毎晩読んでみると不思議なことに、その日抱いたモヤモヤや負の感情が驚くほどスッとなくなっていきました。
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