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2020.11.12

「容赦ない」って英語でなんていう?【英語力ゼロレッスン】

35歳・英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者。「その英語力でよく来たね(笑)」と笑われて2年後、英語力未だ0.5であえなく帰国。だけど日本にいたって、きっともっと英語は覚えられる! 下手でもいいじゃない、やろうと決めたんだもの。「人のEnglishを笑うな」第76回!

英語力

偉人たちの言葉で学びたい。
努力する大切さ

ついに2年間登録していた、オンライン英会話のサブスクリプションを退会しました。ここ2ヵ月ほどは、あまりログインできておらず、月々6千円ほどのお金をドブに捨てているも同然の状態でした。それでも「今月はやってないけど、来月はそのぶん取り返すぐらいやるから」と粘りましたが、結局翌月も取り返す様子がなく、自らに失望しながら退会いたしました。

よく言われているのは「語学の勉強は下りのエスカレーターに乗っているのに似ている」ということです。登っていく努力を一瞬でもやめると、ぐんぐん下に落ちていきます。

If you can’t fly then run, if you can’t run then walk, if you can’t walk then crawl, but whatever you do you have to keep moving forward
もし飛べないなら、走りなさい。もし走れないなら、歩きなさい。歩けないなら、這っていきなさい。どんな手段だろうと、前に進み続けなければならないのです。

こう言ったのは、キング牧師です。
キング牧師の言葉をわたしの語学の勉強に例えるとは大変におこがましいことですが、何もしなければ下がっていくのですから、たとえ飛ぶ、走る勢いで勉強できなくとも、這ってでもいいから、続けていかなければならないのだと痛感いたします。

ちなみにこの“crawl”という単語を見た時に、水泳のクロールかと思ったくらい、私は単語を忘れています。

crawl=這う
もちろん、水泳のクロールの意味もありますが、この場合はこちらの意味でした。
また、「へつらう」という場合にも使われるようで、ケンブリッジの英英辞典にはこのように紹介されていました。

He crawled to the group leader because he wanted a promotion.
(彼は出世したかったので、グループリーダーにへつらっていた)

「容赦ない」って英語でなんていう?

ノロノロと這っているような勉強の仕方ですが、自分を叱咤するために、今日は「努力」にまつわる名言をみつけながら、単語の復習をしたいと思います。

No one succeeds without effort. Those who succeed owe their success to perseverance.
(努力なしで成功した人などいない。成功した人は、忍耐のおかげなのだ)

こう言ったのは、インドの聖職者ラマナ・マハルシです。
ここでは一瞬この単語でひっかかってしまいました。

Owe=借りがある

そういえばベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマ「シャーロック」でも敵対するシリアルキラー「モリアーティ」がよく使っていました。しかし「owe A to B」だと「AをBに借りている」=「AはBのおかげ」となるので「成功は忍耐力のおかげ」となるようです。一瞬混乱してしまうフレーズです。

I never blame failure – there are too many complicated situations in life – but I am absolutely merciless toward lack of effort.
(人生にはたくさんの複雑なシュチュエーションがあるのだ、私は決して失敗を責めたりはしない。しかし、努力の欠如に対して、私は圧倒的に無慈悲だ)

といったのは、「グレートギャッツビー」の著者F・スコット・フィッツジェラルドです。
自分はどれほどに日々、努力をしているのか。背筋がピンと伸びるような、緊張感のある言葉です。しかしながら、この中で一番キモとなる形容詞の意味がわかりませんでした。

Merciless=無慈悲な

“mercy(マーシー)”という単語が「慈悲」という意味であることは覚えていました。80年代に日本で活躍した黒塗りのコーラスバンドのメンバーの名前と、その意味がリンクしてすごく覚えやすいからです。このmercyがless(ない)で、Merciless。つまり「無慈悲」ということのようです。「容赦がない」とも訳せるでしょう。

退屈な自分の生活にも、そしてサボりがちな英語学習にも、喝を入れてくれるフレーズたち。時々単語とともに、反芻して、胸に刻み込みたいと思います。

Illustration=Norio

TEXT=MOMOKO YASUI

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