GOETHE

MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

AND MORE

2020.06.11

【いきなりロンドンに移住してみた】英語で「仮病を使う」ってなんて言う?

35歳・英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者。「その英語力でよく来たね(笑)」と日本人含め各国人からお叱りを受けつつ、覚えたフレーズの数々。下手でもいいじゃない、やろうと決めたんだもの。「人のEnglishを笑うな」第55回!

英語力55

オーストラリアのオフィスで頻発するワードとは!? 

緊急事態宣言が解除され、徐々に出社の回数が増えている方も多いでしょう。

イギリスではまだレストランやエンタメ施設はオープンしていませんが、それでもビジネスは動きだしていますし、私のオンライン英会話教師がいるオーストラリアでは、多くの施設が通常通りに動いているといいます。

そんななかで、今、世界中で多くのビジネスパーソンがこう思っているのでは。「ああ、会社行くの面倒くさいな」と。

「仕事があるのは本当にありがたいことだ。けれど、感染リスクはまだあるわけだし、出社しなくても仕事がある程度まわるのを知ってしまった今、わざわざオフィスに行く気がしない」

と、私のオーストラリア人英会話教師の旦那さんは毎日言っているそうです。その愚痴を先週いっぱい聞かされた彼女はこんなふうに言っていました。

He could’ve thrown a sickie.(仮病使って休めばよかったのにね)

sickie(シッキー)という言葉の意味がわからなかったのですが、これはこういう意味でした。

sickie=仮病を使った休み

sickie”自体は名詞で、「仮病を使った休みをとる」ということを“throw a Sickie”と表現するそうです。主にオーストラリアとイギリスで使われるスラングだということで、特にオーストラリアでは“chuck a sickie(チャック ア シッキー)”という言い方もするそうです。

以前、私は唇にファンデーションを塗って血色を悪く見せ、「今日は体調が悪いので早退させてください」と上司に懇願したことがあります。本当に具合は悪かったのですが、念のためより説得力を持たせようと思ってしたことで、あれはずる休みでも仮病でもありません。

英語中級者必読。名詞になんでもかんでもtheはつけない!

私はかれこれ2年間英語を勉強していますが、いまだ中級者の域を出ず、時にはとっても単純な単語でも混乱してしまうことがあります。その中のひとつが“worry”という単語です。

worry about” 〜で「〜について悩む・心配する」という意味になるのは、中学生の頃に習ったことですが、実際に街に出ると、2つの言い方をよく耳にします。

I worry about 〜
I am worried about〜

基本私の周りは英語を学習中の人が多いので「多分どちらかは間違っているんだろう。でも意味は十分にわかるし、いいか」とあまり気にしていませんでした。しかしその違いをネイティブに聞いてみたところ、「どちらの使い方も正しい」のだけれど、このようなニュアンスの違いがあるそうです。

worry about 〜 =〜のことで、慢性的に悩んでいる
be worried about〜 =今ある特定の状況のことに悩んでいる

例えば、
My mother worries about me.(
母は私のことを心配している)
I worry about the future.(将来について悩んでいる)

母親は常に子供を心配するものですし、将来は常に漠然としていて不安なものです。日々、ずっと心配している大きなテーマの話をする時に“worry about ”を使うようなイメージでしょうか。

一方“be worried about”はこのような場合に使うそうです。

I am worried about an upcoming exam.(次の試験が心配です)
She is worried about you, you’re looking very thin.(彼女は、あなたが随分痩せているので、心配しています)

具体的な悩み・心配ごとの話をする時は、“be worried about”を使うのが適切なようです。

ちなみに蛇足ですが、英語中級者に陥りがちな症状のひとつに「名詞にはなんでもtheをつける」があります。

the”や“a/an”の観念は日本語にはないので、いまだ「とりあえず名詞にはなにかつけておこう」と思ってしまう場合が多いからです。

例えば私の場合だと、“Do you like the Chinese food?” などと、「中華料理(全般)が好きか」と聞きたいのになぜかこのように“the”を入れてしまい、特定の料理のように聞こえて「どこの中華レストランのこと言ってるの?」と相手を混乱させてしまうなどが、よくあります(この場合正しくは、“Do you like Chinese food?”です)。

また私は英会話は今だに考えながら行っているため、“the”とか時には”some”など、なにか間に挟む言葉をとにかくいれて、次の単語が出てくるまでの時間を稼いでいる節もあります。

しかしよく注意すると周りの英語学習者には余計な”the”が多い傾向ですし、(特にアジア人に多い印象です)、「なんでもかんでもtheつけるな!」とは英語中級者のクラスで教師がよく言っていることです。

MOMOKO YASUI
ロンドン在住編集・ライター。1983年生まれ。男性ライフスタイル誌、美術誌、映画誌で計13年の編集職を経て2018年渡英。英語のプレスリリースを読むのに膨大な時間がかかって現在、仕事が非効率。  

PICK UP

STORY

MAGAZINE

1月号 Now on sale

キーワードは隠れ家!? 新しい時代の邸宅特集/表紙 近藤真彦

2021年1月号

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE

1月号 Now on sale

キーワードは隠れ家!? 新しい時代の邸宅特集/表紙 近藤真彦

11月25日発売の「ゲーテ1月号」は新しい時代の邸宅特集! そのほか「仕事に効く”個性派”高級ウォッチ」や「賢者8人が選ぶ!秘蔵ワインリスト」も必見!

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

Salon Memberになる