毎日の忙しさに追われ、ストレスが溜まったカラダをどうにかしたい。そう願うビジネスパーソンに、経営者もごぞって通うという至極のメディテーションスポットをピックアップしてご紹介。脳内をクリアにし、穏やかな心を取り戻す瞑想体験を試してみては。※GOETHE2022年6月号掲載記事を再編。
経営者の間で話題! 心をゼロにして塩水に浮かぶ、瞑想空間「UNBORN」
世の中すべての煩わしさから離れ、心を無にできる究極の瞑想場所とはどこか。それは母親の胎内かもしれない。
経営者やクリエーターの間で密かに話題となっているリトリートラウンジ「UNBORN」(=胎児の意味)は、心をリセットするための3つのアプローチが用意されている。メインとなるアイソレーションタンクは、カプセル内部が死海よりも濃度の高いエプソムソルトの塩水で満たされていて、無重力に近い状態で浮遊体験が行える。徐々に塩水と皮膚との境が曖昧になり、精神が肉体を離れたかのような気分に。瞑想状態を求める人に最高の環境だ。
五感が解放される! 雑念を払い内面を整えるリトリート施設「Medicha」
多くの起業家やアーティストらが足しげく通っているというメディテーションスタジオ「Medicha」。そこで味わえる体験をたとえて言うならば、"非日常への旅"だ。
プログラムは4つの空間を回る構成。まずは、真っ白でミニマルな空間で過ごす「Tune In」と、星空のようなほのかなライトが灯る暗闇体験「Open Up」。この2ステップを行き来し、"明暗体験"を繰り返すことで非日常感が高まり、五感が解放されていく。竹を配したドームで行う「Shift」は、オーディオガイダンスに従って思考を巡らせ、瞑想。そして最後の「Align」。線香の香りがほのかに漂う茶室で、各ステップでの体験を振り返る。煎茶でほっとひと息つくと、心が落ち着き、頭のなかに余白が生まれたような感覚が得られるのだ。