EXILEをはじめLDH所属のアーティストや五輪メダリスト、経営者などをサポートする、フィジカルトレーナー吉田輝幸さんが最新トレーニング理論を指南。ストレッチで身体をゆるめることで、疲れをリセットし、前向きな気持ちに!
自己肯定力を高める! 「背骨」をゆるめるトレーニング(各5~10回)
めまぐるしい変化に臨機応変に対応し、過去の事例に囚われず、新たな挑戦を試みる。その後押しをする大事な要素のひとつが、自己肯定感だ。
「自己肯定感を持ったり高めたりするには、自分を知ることが欠かせません。それには、日々のできごとや体験を振り返り、自分を見つめ直すという作業が必須です。実は、僕のトレーニングメソッドにも、この『振り返りやまとめのプロセス』は取りこんでいるんですよ」
それが、6つの歯車のなかのリジェネレーションである。トレーニングで使った筋肉や筋膜をストレッチなどでもとの状態に回復させ、疲れを翌日に残さないためのメニューだ。
「今回は、背骨にフォーカスしたトレーニングを取り上げました。背骨には、身体を支える、身体を動かす以外に、脊髄という脳に直接つながる大事な神経を保護するという役割があります。また、背骨で結ばれた首、肩、背中、腰は全身の中で特に疲れが出やすい場所。背骨をゆるめ、それらの部位をしっかり回復させることで、ゼロベースの新しい1日を迎えることができるはず。こうした健全な生活習慣を持つことも、自己肯定感を高めてくれると思います」

【STEP1】
両足を揃えて座り、片手を側頭部につけ、反対の手で脚を押さえる。

【STEP2】
手のひらを頭につけたまま肘を斜め上に引き上げる。顔も斜め上に。

☆POINT
肘はめいっぱい開く。その際、背骨→首→胸の順番に伸びるように意識して。

✕ NG
両足の膝が離れてしまうと、身体の中心(コア)が崩れるので注意を。

『6つの力を養い、理想の働き方を叶えるトレーニング』
吉田輝幸 著
幻冬舎
¥1,300
ビジネスに必須の「分析力」や「決断力」といった6つの力を養うトレーニングを、明快な理論とともに紹介。道具不要、思い立ったらすぐにできるので、ステイホームにも最適。動画に飛べるQRコードつき。
Costume Design & Director=SATOSHI OGAWA[LDH apparel Inc.](TETSUYA)