HEALTH

2020.12.12

疲れない身体づくり!「副社長」であるお尻を鍛えよ【動画レッスン】

長時間のハードワークに耐えるスタミナや持久力、難題にも即座に立ち向かうガッツや反射神経など、仕事で闘う"ビジネス・アスリート"には、スポーツアスリートのそれにも共通する心身のスキルが求められる。自宅にいながら短い時間で道具も使わず、効果の高いエクササイズを、メジャーリーガーをはじめとする世界レベルのアスリートのみならず、著名な経営者や多くのビジネスパーソンが慕う人気トレーナー、吉田輝幸さんに教わる。【吉田輝幸の目指せ! ビジネスアスリート23】

意識しづらいお尻を筋トレで目覚めさせる

ビジネス・アスリートを目指す人たちに向けて、トレーナーの吉田輝幸さんが常日頃から言っていること。それは「体を正しく使う」こと、そして正しく使うとはすなわち「体は中心から動かす」ということだ。体はその幹となる体幹を使って動かすもので、脚や腕から動かすのではない。吉田さんはこれを、会社経営にたとえている。

「体幹の中でも中心にある腹筋が、体の社長です。そこから脚や腕、足先や手の指など末端にいくほど、部長、課長と役職や権限が下がっていきます。どんな企業も、経営トップが明確な意思決定を下して経営責任も負っているように、体の動きも、メインは中心部にあるのです」

体の経営陣のなかでも、吉田さんが特に鍛えて欲しいというのは「お尻の筋肉」だ。尻は体でいえば「副社長」。社長の腹筋とトップ争いをするほど重要なポストなのだと言う。

「地面を歩く時、力の起点となるのがお尻の筋肉です。歩くだけでなく立ったり座ったりという、日常動作の基本かつ重要な動きはすべて、お尻を使うのが正しい動きです。でも、多くの人はお尻の筋肉を使えていません。すると、副社長のお尻の代わりに、腿の筋肉など末端の社員を使ってしまったり、膝や足首などさらに末端に負担がかかって、それで肉離れや捻挫などのトラブルが起きるのです。体を正しく使えていれば、これは起きないことなのです」

副社長がちっとも働かないで平社員やアルバイトに仕事を押しつけていては、健全経営といえないどころか危険極まりない。そこで、今回からお尻の筋トレを集中的に紹介する。体の後ろ側にあるため意識しづらいお尻を鍛えて、副社長の手腕を発揮させよう。

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Teruyuki Yoshida
パフォーマンス、スペシャリスト。トレーナー歴25年で数多くのトップアスリート指導からヒントを得て最短で最大の効果を出せる「コアパフォーマンス®︎」を考案し、数多くのトップアスリートやアーティスト、ビジネスパーソンのトレーニング指導をおこなっている。

TEXT=野田まゆ

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

COOPERATION=LDH SPORTS

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