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GOLF

2022.11.05

やってはいけない“ドアスイング”とは? 地味だけど効果的な解決ドリル公開

今回は、体の回転について。連載【吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン】とは……

やってはいけない“ドアスイング”とは? 地味だけど効果的な解決ドリル

【上半身と下半身を別々に回転させる】

ゴルフのレベルが上がってくると、スイング中に体を回転させることを意識するようになる。しかし、体の回転は単純に腰や肩を回せばよいというものではなく、体を回転させる方法やタイミングが大事になる。

体の回転におけるNG動作の中でよく見かけるのが、体全体を一緒に回してしまう、いわゆる「ドアスイング」だ。このようなスイングでは、体が目標方向に開いてしまうのでクラブが振り遅れやすくなる。また、ダウンスイングで右足から左足へ体重移動ができないため、右足に体重が残ってアウトサイドからクラブが下りる原因にもなる。

効率のいいダウンスイングをするためには、下半身の動きで切り返し動作をスタートし、その後に上半身が回転する動きが必要になる。上半身と下半身が別々のタイミングで動くことで、自然と捻転差が生まれて効率のいいインパクトを迎えることができるのだ。

上半身と下半身に捻転差を作るために、無理に体を捻じろうとする人がいるが、人間の体はゴムではないので、捻じっても速く回転するものではないし、無理に体をねじろうとすると関節や筋肉を傷めてしまうので気を付けたい。

体を無理に捻じるのではなく、適切な順番で体を動かすことで効率よく体を回転させることができる。スイング動作を下半身から始動し、それに連動して上半身が動くように体を動かせば、自然と上半身と下半身の回転に時間差が生じる。

このように、下半身の動きからスイングが始まり、膝、腰、胸、肩、腕と次々と他の部分につられるようにして各部位が動いていくことを運動連鎖という。

【シャドースイングで体の動きを確認】

今回は運動連鎖を適切にし、体を回転させるタイミングをマスターするための練習ドリルを紹介したい。ドリルといっても、動きは単純で難しくはない。アドレスでクラブの両端を持ち、シャフトを肩に当ててシャドースイングをするだけだ。手や腕を振ることができないので、体の動きに集中してスイング動作を行うことができる。

バックスイングでは右足のかかとで地面を押し、その反力によって右腰が斜め上に切れ上がっていく。その動きに連動して腰、上半身の順で体を回転させる。トップまで体が回転したら、今度はダウンスイング時に左足で地面を踏み込み、腰、肩と連鎖的に回転させていく。このように常に下半身から動き出す順番で体を動かせば、下半身に対して上半身が遅れて動き、自然と上半身と下半身が別々に回転することになる。

このドリルは慣れていないと最初は違和感があるかもしれないが、足の踏み込みから始めて、下半身、上半身と動かすことを意識することだけは忘れないようにしてほしい。決して速く回転動作を行う必要はないので、動きの順番を意識しながら鏡の前などで繰り返し練習するといいだろう。動きに慣れてきたら、実際にクラブを持って素振りをしてみよう。この時も腕やクラブは意識せず、体の動きに意識を集中してスイングをしてほしい。ボールを打つときも同様に、体を動かす順番を意識しながらスイングするといいだろう。

スイング中はクラブや手に意識が向きがちなので、体の動きをマスターしたと思っても油断すると元に戻ってしまうので注意が必要だ。ボールを打たない地味なドリルで退屈に感じるかもしれないが、体の基本的な動きを身に付け、維持するために役立つ練習なので、ぜひ取り組んでみてほしい。

動画レッスンはこちら↓

過去連載記事

連載【吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン】とは……
世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターの愛弟子によるゴルフレッスン。多くのアマチュアゴルファーを指導する吉田洋一郎コーチが、スコアも所作も洗練させるための技術と知識を伝授する。

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TEXT=吉田洋一郎

PHOTOGRAPH=小林 司

COOPERATION=取手桜が丘ゴルフクラブ

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