ゴルフ場で大人の落ち着きや色気を醸し出したいなら、どうすればいいのか? 雑誌ゲーテの創刊メンバーとして10年以上、数々の経営者とラウンドしてきた二本柳陵介は「不細工なスイングでは一緒に回る人にも迷惑がかかる……。顔は変えられないけど、せめてスイングはハンサムにしたい」と考えた。思い立てば、即行動。早速、人気ティーチングプロの城所昌光コーチ(吉祥寺ゴルフ倶楽部)のもとに駆け込んだ。アマチュアゴルファーがすぐに使える"ハンサムスイング"レッスン、いざ開講!
立体感あるハンサムスイングとは?
ショットを打つ前の前傾姿勢(スパインアングル)をキープしながら綺麗にターンするスイングは、すべてのゴルファーの憧れ。立体感あるスイングは、ゴルフ場で目立つこと間違いなしだ。
「後から動画などで見てみると、ターンの動作のタイミングで状態が起き上がっていて、不細工に見えてしまう……」と嘆く二本柳に対し、城所コーチは「前傾姿勢は、肩を縦に動かすことで保たれます。立体感を生み出すためには、ターン動作において肩を縦に動かすことが大切です!」と力説。改善するべく、2種類のトレーニングを教えてくれた。
①左側屈のバックスイング
「レフトサイドベンド(左側の側屈)は、左の脇腹のあたりを側屈させながらバックスイングしていく動作のことです。まずは、クラブを持たずに、下の写真のようにトレーニングを。その後、クラブを持った際には、フェースを閉じながらバックスイングすることを意識することで、左肩を下げることができます。フェースを開いたまま振り上げても、左肩は下がりません」
②右側屈のダウンスイング
「次に、ダウンスイングの際に大事になるのは、ライトサイドベンドの動作です。“右の肩を下げなければ”という意識になりがちですが、本当は、右の“脇腹”を側屈させなければならない。この際に大事なのは、閉じながら上げたフェース面を、なるべく開かずに戻すこと。このことによりスイング中のフェースの開閉度が少なくなります」
「インパクト時のフェースの開閉度を少なくすれば、目標にボールが飛んでいく確率も多いにあがるでしょう!」と城所コーチ。
第3回は、横ズレしないハンサムスイングを教えてもらう。
Masamitsu Kidokoro
1975年生まれ。USGTF ティーチングプロ。インドアとコースレッスン経験14年にして、WGTF(世界ゴルフ教師連盟)から世界に約2万5,000人存在するティーチングプロのうちのトップ100人に選ばれる。2020年3月、元ツアーシード選手の前田雄大氏とともに、JR吉祥寺駅北口から徒歩3分にあるインドアゴルフサロン「吉祥寺ゴルフ倶楽部」をグランドオープン。設立からわずか4カ月ですでに会員は120人を超え、一躍注目の人気レッスンサロンへと成長させた。
吉祥寺ゴルフ倶楽部
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8-3 三松ビルB2
TEL:0422-27-2927
営業時間:10:00〜21:00、土曜・日曜・祝日〜20:00
休み:年中無休
https://www.kichijoji-golf.club/