MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

LATEST ISSUE
2024年9月号
人生の楽しみ上手が集う島 沖縄に住む
STORE

GOLF

2018.05.13

古閑美保の常時100切りレッスン ~ドライバー編④ 軌道のイメージ~

常にスコア100をオーバーしないように! その目標を叶えるために聞いてきました。ツアー通算12勝を誇り、2008年賞金女王に輝いた、 あの古閑美保プロに! ツアープロとしての豊富な経験に加えて、 引退したからこそ見えてきたアマチュアが上達しない原因を、 シチュエーション別に披露。 “コガミホ流”を会得し、常に100は叩かないようにしたい。

古関美保D4-1

入り口と出口でシャフトは一直線になる

最後に、バックスイング側は意識する必要はないと言う古閑プロにあえて意識するポイントがあるならと質問をぶつけた!

古閑 本当は嫌ですけれど(笑)、ひとつ言わせてもらうならば、腰の高さの位置でクラブが一直線上になると考えています。

編集部 ダウンスイングとフォローでということですか?

古閑 アドレスから上げる時もです。時計盤でいえば9時と3時のポジション。ここをクラブが通ることで、自分を中心とした円がきっちりできるイメージ。すごくスイングをシンプルに考えています。私はわりとオーバースイングタイプですが、プレーン上ならヘッドは深く入ってもいいです。

編集部 オーバースイングでもいいということ?

古閑 そうです。自分の中でタイミングを取る手段なだけでプレーンから外れているわけではありません。だからトップ位置に決まりなんてない。そこを考えるのはカッコいいスイングをしようとしているだけ。上手く打つためには意味のないことともいえます。

【POINT.1】
身体の回転に沿ってヘッドを動かすと、フェースは開いて閉じるのが自然の動き。あとは、クラブが動きたい方向に動かしているだけ。

古関美保D4-2

古関美保D4-3

【POINT.2】
肩関節のやわらかい古閑プロは、比較的オーバースイングなタイプ。上がる方向が間違っていなければオーバースイングは悪くない。

古関美保D4-4

【NG.1】

古関美保D4-5

必要以上にトップを大きく上げようとするとヘッドが頭側に入ってシャフトが飛球線とクロスする。これは最悪だと言う古閑プロ。

【NG.2】

古関美保D4-6

ヘッドが背中側に垂れるのもよくない。ヘッドが軌道から外れるとそれを戻す作業が必要になるのでスイングが複雑になってしまう。

【POINT.3】
1軸でも2軸でもなく、筒をイメージする。身体の軸の考え方は多々あるが、古閑プロは大きな筒をイメージするといいと言う。「”身体の内側に筒をイメージ”して、その中で回転します。1軸でも2軸でもなく、身体の内側で太い筒をイメージします」。横の動きではなく回転を重視している証しだ。

古関美保D4-7

股関節の内側を意識することで、腰の回転がスムーズになる。身体の外側や身体の中心に1本の軸を意識すると身体が左右にブレやすくなる。

【NG】

古関美保D4-8

腰が回転するのはいいが、横にスライドする動きはよくない。身体と腕の動きがバラバラ になるため、軌道も不安定になる。

DIRECTION=出島正登 

TEXT=出島正登 

PHOTOGRAPH=小林 司

COOPERATION=カメリアヒルズカントリークラブ

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年9月号

人生の楽しみ上手が集う島 沖縄に住む

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2024年9月号

人生の楽しみ上手が集う島 沖縄に住む

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ9月号』が7月25日に発売となる。今回の特集は“沖縄”。“住むための沖縄”を堪能している人のライフスタイルに迫る。表紙を飾るのはバスケットボール男子日本代表・AKATSUKI JAPANの富樫勇樹選手と、河村勇輝選手。パリ五輪を直近に控えたふたりが意気込みを語った。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる