大は小を兼ね、数多ければ力強し――。ポケットの多い服は時に“着るカバン”となり、手ぶらの醍醐味を大いに満喫させてくれる。多ポケット編。【特集 靴と鞄】

1.7つ以上の多ポケット! 究極のユーティリティバッグ
鞄といえば、中で小物が乱雑に散らばり、必要な時にすぐに取りだせないことでイラッとした経験は誰にもあるものだ。バッグ・イン・バッグや仕切りを加えるのも一手だが、ここはひとつ、多ポケットの服に収納してみるのはどうだろう。
メガネやイヤホン、リップクリームや鍵などを、ファスナーやベルクロつきのポケットに入れておけば、欲しい時にさっと取りだせ片手で収納できる。探す手間が省けて時短もかなうなんて、夢のようではないか。ただ、どこに何を入れたかを記憶できる人限定ということは、念のためにつけ加えておきたい。

2.多ポケの機能性と楽しさを満喫
左身頃の胸ポケット下についたカラビナは、クルマや家の鍵を収納するのに便利。ギャザーやフラップなどを駆使したマルチなポケットに、アレを入れよう、コレをしまおうと、吟味するのもまた楽しい。

3.アウターとしても有能な多ポケシャツ
ステッチの効いたフィールドシャツに、マチつきポケットが7つ。付属のDカンに無くしそうな小物を紐づけるのもいい。
4.クールさと実用性の一挙両得を狙う
シルバーナイロンシャドウプリントのシャツジャケットは、背中の両裾位置にも大容量のマチつきポケットあり。
5.往年の名作を現代風にアップデート
1990年代初頭に登場した高機能ラインEBTEKから着想を得て、ゆとりのあるシルエットにアップデートしたアウター。アウトドアにはもちろん、幅広く活用可能。
6.ツイード生地がシックな面持ちに
グレンチェックのツイード生地はリサイクルウールを使用。マルチポケットで収納力に優れているほか、ウインドストッパー®で防風透湿性も完備。
この記事はGOETHE 2025年3月号「総力特集:自分らしくいる、靴と鞄」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら