大は小を兼ね、数多ければ力強し――。ポケットの多い服は時に“着るカバン”となり、手ぶらの醍醐味を大いに満喫させてくれる。ビッグポケット編。【特集 靴と鞄】

1.iPadも入るビッグポケットで、どこにもアウターひとつで行ける
支払いや道案内、時間つぶしでさえ、スマホひとつで事足りる現在。手ぶらで歩くのが爽快なのはわかってはいる。だが、出先で手に入れたモノなどが手に余り、慌ててエコバッグなどを買い求めたという人も多いはず。
そんな、バッグを持つほどでもない荷物の収納に、大いに重宝するのがビッグポケットのアウターだ。アウトドアやワークウェア由来なら機能性も備え、頑丈。さらにスーツの上に羽織ればスタイリッシュでさえある。iPad13インチが楽に入るポケットなら、打ち合わせにも手ぶらで行ける。

2.荷物が増えたら取り外してバッグに
胸元のダブルポケットや裾ポケットに加え、左身頃の大きなポケットは、取り外せば大きめのショッピングバッグとしても使用可能。鮮やかなブルーの色合いも爽快。
3.幅広カットで手もモノも入れやすい
しなやかな質感のレザーライダースは、胸元のファスナーつきポケットが、デザインアクセントとしても存在感大。容量もたっぷりで使い勝手もよい。
4.ゴルフの際にも役立ちそうな1着
前身頃の裏にも大きなポケットがアタッチされた、オーバーサイズのワーク風ジャケット。ファスナーの金具にはブランドの刻印がオン。
5.ハンティングウェアの機能性を拝借
ガーメントダイのハンターシャツ。背中のポケットは、狩猟の際に猟銃の薬莢(やっきょう)などを入れるゲームポケットで、バックパック代わりにも。
6.機能とルックスをブラッシュアップ
リサイクルポリエステル生地で仕立て、肩の切替えをなくしたミリタリーコート。ポケットは表と裏に大きいサイズが4つ。
この記事はGOETHE 2025年3月号「総力特集:自分らしくいる、靴と鞄」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら