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2023.08.24

一流アスリートの知見が詰まった、Onの最速シューズとは

昨今、明らかに街で見かけることが増えたスイス発のスポーツブランド、「On(オン)」の魅力を徹底的に解剖。第2回はトップアスリート用シューズの開発について話を聞いた。

On「Cloudboom Echo 3」
Cloudboom Echo 3
カーボン製のスピードボードを搭載。ミッドソールに新開発のHelion HF ハイパーフォームを採用し、クッション性とエネルギーリターンがさらに向上。マラソンやトライアスロンの勝負レースで活用したい1足だ。¥32,780

アスリートが“勝つ”ためのシューズ

個性的なルックスや快適な着用感に注目が集まりがちだが、Onは創業以来、一貫してアスリートが“勝つ”ためのシューズを開発し続けている。近頃はトラックレースでも存在感を発揮しているOnの取り組みについて、オン・ジャパンの創業メンバーのひとりであり、PR担当の前原靖子氏に話を聞いた。

「例えばトライアスリートでは、東京五輪金メダリストのクリスティアン・ブルンメンフェルト選手や、2022年のアイアンマン世界選手権の男子チャンピオンのグスタフ・イデン選手が、現在Onの契約アスリートです。またマラソンでは、ヘレン・オビリ選手が2023年4月のボストンマラソンで、Onのシューズを履いて優勝しました」

そんなトップ選手たちのレースを支えるシューズとして開発されたのが、「クラウドブーム エコー 3」だ。

「ライトニングチームと呼ばれる専門チームが、トップアスリート用のシューズを開発しています。『クラウドブーム エコー 3』は、ライトニングチームが作ったシューズが初めて商品化されたものになります」

また、アメリカやヨーロッパ、オセアニアに拠点を持つOAC(On Athletics Club)という陸上トラック競技チームに所属している選手の活躍からも、目が離せない。

「女子1万メートルのアリシア・モンソン選手や男子1万メートルのジョー・クレッカー選手、男子1500メートルのオリバー・ホーア選手など、東京五輪で結果を残した選手もOACに所属しています。ブダペストで開催中の世界選手権​、2024年のパリ五輪でもOACの選手たちが活躍してくれるでしょうし、そのために最大限のサポートをしていきます」

今後、Onのシューズを履いたアスリートが世界の舞台に躍動する姿が多く見られるに違いない。

問い合わせ
オン・ジャパン TEL:050-3196-4189

TEXT=神津文人

PHOTOGRAPH=五月女幸希

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