春に羽織る軽アウターのなかでも、今季はテーラードジャケットと多彩なカジュアルブルゾンがバリエーション豊富に揃っている。そこで本誌はまず、2022年春夏のトレンドを形作るキーワードを抽出。そしてそれぞれに当てはまるジャケット&ブルゾンの洒脱な着こなしの法則を導きだした。エレガントなジャケットか、スマートなブルゾンか。これさえ読めば、もう今季のアウター選びは迷わないはずだ。
KEYWORD「MILITARY」
今や紳士のワードローブに不可欠な要素のひとつとなったミリタリー。そんなミリタリー出自のアウターが今季トレンドとなっている。大人らしく洒脱に着こなすにはやはり男臭さを抑えることが秘訣であり、グレーやベージュなど上品な色調にまとめるのが正解だ。
ベージュトーンでナチュラルにシフト

ブルゾン¥162,800(ストーンアイランド シャドウプロジェクト/ストーンアイランド TEL:03-5860-8360) カーディガン¥34,100、セーター¥31,900(ともにスローン TEL:03-6421-2603) パンツ¥28,600(ジェルマーノ/バインド ピーアール TEL:03-6416-0441) スニーカー¥56,100(ロトゥセ/リエート TEL:03-5413-5333)
ベーシックなブルゾンを未来のモードへとアレンジ
テクニカルなアレンジが近未来的なブルゾン。極薄コットン製で軽やかな着心地だ。インナーはシルクニットのアンサンブルで、シンプルにまとめたい。

ブルゾン¥396,000、ポロシャツ¥121,000、Tシャツ¥46,200、パンツ¥170,500、靴¥170,500(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン TEL:03-5276-8300)
至高の寛ぎをもたらす紳士のミリタリーブルゾン
なめらかなピマコットンを用い、上品なベージュに製品染めしたブルゾンは、ヴィンテージのような風合いが魅力。ややゆとりのあるシルエットで、寛いだ雰囲気で着こなせる。リネンコットンのニットポロやスエードシューズなど、コーディネイトするアイテムもリラックス感のあるものが好相性だ。

ブルゾン¥99,000、シャツ¥55,000、Tシャツ¥30,800(すべてサカイ TEL:03-6418-5977) パンツ¥41,800(ニート/にしのや TEL:03-6434-0983) ブーツ¥25,300(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン TEL:03-5411-3055)
スタイルを進化させる独創的なクリエイション
随所の切り替えによって複数のウェアの要素を巧みに融合させる、サカイ得意のクリエイションで仕上げた1着。ビッグシルエットも現代的だ。カーキのシャツで切り替え部分の色をひろうと、複雑な構造のアウターも収まりがいい。

ブルゾン¥31,900(トリプルダブル/ノウン TEL:03-5464-0338) スーツ¥121,000(タリアトーレ/トレメッツォ TEL:03-5464-1158) ポロシャツ¥26,400(バトナー TEL:03-6434-7007) 靴¥96,800(サントーニ/リエート TEL:03-5413-5333)
ハードなブルゾンをリラックスアウターへ昇華
昨年創業の新鋭によるブルゾンは、ゆとりあるシルエットでリラックスして着られる。洗いをかけたコットンチノ製で爽やかな素材感も春夏らしい。ベージュのコットンスーツに羽織った、スポーティエレガントな着こなしが新鮮だ。
グレートーンでシックに決める

右:ジャケット¥152,900(エンポリオ アルマーニ×シーピーカンパニー)、Tシャツ¥17,600、パンツ¥184,800〈スーツ価格〉、靴¥78,100(すべてエンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070) セーター¥19,800(バトナー TEL:03-6434-7007) 左:ジャケット¥50,600、パンツ¥37,400(ともにエンジニアド ガーメンツ TEL:03-6419-1798) カーディガン¥26,400(スローン TEL:03-6421-2603) Tシャツ¥6,930(バトナー TEL:03-6434-7007) 靴¥26,400(フォーティーセカンド ロイヤルハイランド トランスファー/42ND ロイヤルハイランド 代官山店 TEL:03-3477-7291) 眼鏡¥36,300(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー TEL:03-3409-1972)
高機能なミリタリーモチーフをハイファッションへと昇華(右)
イタリア屈指のブランド同士の夢のコラボレーションが実現。ミリタリーテイストのスタンドカラージャケットは、上質ウールにコーティング加工を施した撥水性のある独自素材を使用。製品染めによるヴィンテージルックで武骨になりすぎない。テクニカルなデザインゆえシンプルなアイテムでまとめたい。
ミリタリーの傑作ジャケットを洗練モダンにアレンジ(左)
ベトナム戦争時の米軍ジャングルファティーグを、高密度コットンでモダンにアレンジした新作。ホワイトからベージュ、グレーへのシックなグラデーションコーディネイトが洒脱だ。