重ね着が楽しい秋冬ゴルフシーズンが到来。ラグジュアリーかつ知的に、個性を発揮できる旬のゴルフアイテム選びと着こなしを、ゴルフを溺愛するスタイリストの尾後啓太さんが指南。
足元を支えるシューズは、抜かりなく、自分らしく
「既製品だとターフでの“カブリ”が発生することも。ならば、上手くカスタマイズを使って、自分のスタイルに合った1足を作ることが妙手に。右は、フットジョイのマイジョイズ。ゴルフシューズの名門によるカスタマイズシステムでアッパーの生地変更や刺繍なども可能。左は、オーダー会なども開催するゴルフ専門のオーダーメイドシューズ『アザス ゴルフ』。ベースモデルも豊富なうえに、アッパーの色柄や素材変更の自由度が高く、センスの発揮しがいがあります」
FootJoy
AZAS GOLF
愛するクラブを運ぶからキャディバッグこそ入魂を
「ゴルフ場でセンスに差が出るのが、キャディバッグです。サイズも大きく目立つだけでなく、愛するクラブを運ぶ道具だけに注意が必要。右は、ハイブランドにも使用されるコーティングキャンバスを使ったブランドのレザレクション。パターンを選べてペイントなども追加可能。左は、1977年からメイド・イン・ジャパンのものづくりを続ける小山ゴルフバック製作所のオーダーバッグ。職人の技が光ります。一生モノを選ぶなら、ぜひ作ってみたい名品といえます」
Resurrection / KOYAMA GOLF BAG FACTORY
愛用のスニーカーもゴルフ用にコロモ替え
「自分らしくシューズを楽しむ技をもうひとつ。お気に入りのスニーカーを、ゴルフ用にセルフカスタムできる“ゴルフキックス”というアイテムです。専用の工具を使って、自分のお気に入りのシューズのソールにぴったり合うまでディスクをねじこむだけというもの。厚めのソールがついた靴に装着すると安定感が増します。写真は、自分の私物ですが、ユニオンやフラグメントのジョーダン1やビズビムといった名作スニーカーもゴルフ用に改造。その日の気分に合わせて履き替えています」
GOLFKICKS
KEITA OGO
2010年よりスタイリストとして独立。業界でもゴルフ好きとして知られ、ゴルフイベントの企画や、ゴルフウェア関連のディレクションなどに参画することも。頻度は、年間40ラウンドほどで、ベストスコアはなんと71。ターフに私服を取りこむ術に長(た)ける。