威厳と風格を備えた高級車として、伝説的クルマ「マイバッハ」の復活を思わせるのが「メルセデス・マイバッハ S クラス」。その最新は威風堂々たるV12エンジンと、ショーファーの快適性と静粛性を極限まで追求した限定モデルだ。“オートクチュール”にインスパイアされた美しいスタイルと、贅を尽くした設えによるラグジュアリー空間が具現化した。連載「NAVIGOETHE」とは……
オートクチュールなクルマ
究極のラグジュアリーと最先端テクノロジーの融合を追求した「メルセデス・マイバッハ」がかなえるもの、それは唯一無二の美とステータス。今回、専用のツートーンペイントや最高峰のラグジュアリー空間を設えた特別仕様車「メルセデス・マイバッハ Sクラス オート・ヴォワチュール」が登場した。
最高級の素材から特別に仕立てられたオーダーメイド、つまりオートクチュールにインスピレーションを受けた限定モデルだ。最高峰の贅沢品を特別なものとしてではなく、より日常の一部として“自分らしさを表現する”のが近年のラグジュアリートレンドのひとつ。誇示するためではなく、自分の心を満たすための最高の移動空間がそこにある。
メルセデスの最新技を余すところなく搭載したSクラスのロングモデル版から、さらにホイールベースを180mm延長。後席の居住性を格段に向上させ、リアドアの電動開閉機能やアクティブロードノイズキャンセレーションの追加によりショーファーカーとしての快適性を最大限に高めている。
特徴的なエクステリアには、見る者の視線を奪うライトローズゴールドとノーティックブルーのツートーンペイントに加え、20インチ鍛造ディッシュホイールで上品かつ煌びやかな足元を演出する。豪華キャビンはクリスタルホワイトを基調としながら、上質なナッパレザーとブークレー生地の見事なコンビで洗練された雰囲気に。手で触れた時の心地よさ、後席に座った時の感嘆は言うまでもない。
心臓部にはV12ツインターボ「M279」。最大トルク900Nmというパワーに、4輪駆動の4MATICを組み合わせることで、快適かつ気品ある走りを実現。
世界限定150台で、日本での販売は3台のみ(注文申込期間は2023年10月17日で終了)。これこそまさに選ばれし者だけが手にできるラグジュアリーカーの見本だ。
MERCEDES-MAYBACH S-CLASSHAUTE VOITURE
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