MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

CAR

2022.08.24

まるでSF世界のクルマ! メルセデス・マイバッハの新型とは

メルセデス・ベンツが、2021年7月に発表し部品供給不足などの理由で注文受付を休止していた「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」の注文受付の再開と、特別仕様車「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC Edition 100」の予約注文の開始を発表した。

特別仕様車「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC Edition 100」

「W3」の意志を受け継ぐ、理想的な乗り心地を実現した新型モデル

1921年に初の生産車「W3」を発表して以来、多くの人を魅了してきたブランド「マイバッハ」。その歴史ある老舗ブランドが、メルセデス・ベンツの最新鋭テクノロジーによって、現代的に生まれ変わり誕生したのが高級車ブランド「メルセデス・マイバッハ」だ。今回発表された「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC Edition 100」は、そんなマイバッハの第1号車が発表されてから100周年を迎えたことを祝して、メルセデス・マイバッハが製造した数量限定の特別仕様車だ。

外装色には、ハイテックシルバーとノーティックブルーを組み合わせた、特別仕様車専用のツートーンペイントを採用。専用デザインの23インチダークプラチナムディッシュプレートホイールと、クローム処理を施したエアインテークやハイグロスクロームのアンダーカバーを組み合わせたデザインは、メルセデス・ベンツらしい高級感あるスタイリッシュな雰囲気を演出してくれる。

そもそも2021年7月に発表された「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」とは、現行モデル「GLS」をベースに、さらなる改良を重ねた新型モデル。「GLS」では3列シートになっていた後席を、2列にすることで120mm後方へ配置。余裕あるレッグスペースを生み出した。また後席の間には、専用シャンパングラスの収納部と750ccのシャンパンボトル3本が入る大型クーリングボックスを装備。センターコンソールのカップホルダーにも温度調整機能が備わっているので、海辺や夜空が見えるスポットにクルマを停めて、友人や恋人とゆっくり夜景を味わうのに最適だ。

2列の後席

スマートフォンを使って、ウィンドウやスライディングルーフの開閉や車両ドアのロックだけでなく、駐車場の空車情報や駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示することもできる。

ナッパレザーのアームレスト前方に装備された、7インチ画面のMBUXリアタブレットからは、さまざまな機能の操作が可能。すべてのシートにリラクゼーション機能が標準装備されており、シートヒーターとの組み合わせで温めながら押圧を行うこともできる。さらに、前後席間の会話をサポートする双方向車内通信システムも完備。後席の左右両サイドにもモニターが配置されているので、さまざまなコンテンツを後席から操作できるのも嬉しい機能のひとつだ。

「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」の楽しみ方は、それだけではない。ノイズ軽減タイヤや遮音ガラスのフロントとサイドウィンドウを採用することで、車外の雑音が気にならない理想的なオーディオルームを実現。高性能スピーカー26個と24チャンネルアンプ、合計出力1,610Wのシステムにより、室内の条件に合わせて上質なサウンドを楽しめる。好きなアーティストのプレイリストを作成して、誰にも邪魔されない自分だけの快適空間を満喫してみてはいかがだろうか。

電動格納式ランニングボード

サイドスカート内側から約1秒でセットされる、全長206cmの電動格納式ランニングボードも搭載している。

安全なドライビングをサポートする最新テクノロジー

今回、メルセデス・ベンツは、「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」の開発にあたり、利便性や安全性に特化した新機能も多く採用。AIや音声認識機能などの科学技術を駆使し、まさに”夢のクルマ”を完成させた。

音声で操作できるボイスコントロールには、高精細ワイドスクリーンコックピットや自然対話式音声認識機能を搭載。「Hi Mercedes(ハイ、メルセデス)」という言葉で起動し、目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報だけでなく、室温や照明など調節もできる。また、従来の指示語が決まっている音声認識機能とは異なり、通常の会話のような言い回しで操作が可能に。室温を下げる場合、「温度24度」という明確な指示でなくても、「暑い」と言えばシステムが理解できるようになった。

運転席

一般道や高速道路での走行中は、カメラが制限速度などの標識を読み取る。制限速度を超えた場合は、警告音を出してドライバーに注意を促す安全機能も。

さらに新型モデルは、人工知能による学習機能によって、特定のユーザーに適応する個別対応能力も備えている。いつも決まった時間に同じ相手と通話するユーザーには、時間になるとディスプレイに相手の電話番号を「おすすめ」として表示。いつも同じラジオ放送局の番組を聞くユーザーには、時間になると自動的にチャンネルの切り替えを提案してくれる。車載コンピューターとクラウドの両方を使うハイブリッドシステムなので、インターネットに接続できない環境下でも応答。まさにドライブの相棒といえる存在だ。

加えて、安全運転をサポートする機能も充実している。高速道路などでの走行で、先行車との距離が突然縮まった場合、警告灯と警告音でドライバーに通知。先行車の速度に応じて車間距離を調節する。また、接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを点滅させて後続車のドライバーに警告。インジケーターでドライバーにも注意を呼びかける。システムが不可避の衝突を検知した場合は、車両のスピーカーから鼓膜の振動を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝える「あぶみ骨筋」の反射収縮反応を引き起こすことで、衝撃音の内耳への伝達を軽減してくれる。

外装

なお、「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」と「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC Edition 100」は共に、新車購入から3年間、一般保証修理や定期メンテナンス、地図データ更新が無償で提供される。安全なドライビングのためにも、自分の愛車を常に良好なコンディションを保っておきたい。

両モデルは、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始している。すでに予約注文の受付を終了している店舗も一部あるので、購入を検討している人は、早めに問い合わせてみることをお勧めする。

 

外装

メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC(ISG搭載モデル)
ボディサイズ:全長5210×全幅2030×全高1840mm
ホイールベース:3135mm
エンジン:4.0リッターV型8直噴ツインターボ
排気量:3982cc
最高出力:557ps/6000~6500rpm
最大トルク:730Nm/2500~5000rpm
駆動方式:四輪駆動(4WD)
乗車定員:4名
車両価格:¥28,270,000

メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC Edition 100(ISG搭載モデル)
ボディサイズ:全長5210×全幅2030×全高1840mm
ホイールベース:3135mm
エンジン:4.0リッターV型8直噴ツインターボ
排気量:3982cc
最高出力:557ps/6000~6500rpm
最大トルク:730Nm/2500~5000rpm
駆動方式:四輪駆動(4WD)
乗車定員:4名
販売台数:世界限定100台(日本限定31台)
車両価格:¥35,700,000

TEXT=ゲーテ編集部

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

2024年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が4月25日に発売となる。今回のテーマは、安息と刺激が共存するハワイ。オアフ島に加え、ハワイ島、ラナイ島と3島にわたるアイランド・ホッピングを総力特集! 知る人ぞ知る、超プライベートリゾートから、新しくオープン&リニューアルしたホテル情報、最旬グルメ、死ぬまでに一度はみたい絶景、最新ゴルフ場事情など、今知りたいハワイを完全網羅する。 表紙は、ソロアーティストとして新たな道を突き進む、三宅健と北山宏光のふたりが登場。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる