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2022.06.27

安東弘樹アナが語る、マツダ ロードスター 990Sの魅力

2021年末の商品改良の際に追加された車重990kgを表す特別仕様車「990S」。軽量なレイズ製鍛造アルミホイールとブレンボ製ブレーキを装着し、足回りや電動パワーステアリング、エンジン制御ユニットに専用チューニングを施した。さらに車体姿勢の制御技術「KPC(Kinematic Posture Control)」なるサスペンション×リアイン側ブレーキに対して制動力を与える新システムによって、日常域の心地よさと高速旋回の安定性を確保。今回の連載「NAVIGOETHE」では、そんな「マツダ ロードスター 990S」をご紹介! 【過去の連載記事】

MAZDA ROADSTER 990S

¥2,893,000〜

濃密に楽しむライトウェイトスポーツ

4代目(ND)ロードスターの最も素晴らしい美点は、「運転が楽しい」ということ。そんな同車に究極の軽量モデルが追加されました。その名も990S。グレード名の由来は、車両重量の990㎏というのが愛好家の心をくすぐるところ。なんと現在の最量販モデルになっているというから驚きです。

990Sは、もともとあった最軽量モデルの”S”グレードをベースにRAYS社製の鍛造アルミホイール(これによって4本合計で3.2㎏の軽量化。特にバネ下重量を軽減)、フロントブレーキにはブレンボ社製の大径ベンチレーテッドディスク&対向4ピストンキャリパー等を装備した特別仕様車です。

さらに製品改良により、キネマティック・ポスチャー・コントロール(以下KPC)という技術が新たに奢られています。直訳すると「運動学的姿勢制御」。もともとロードスターのサスペンションはブレーキをかけることで車体を引き下げる、アンチリフト力を発生させる構造になっていますが、今回導入されたKPCは、この特性を活かしGが強くかかるようなコーナリングの際にリアの内側にわずかにブレーキをかけることでロールを軽減。車体を引き下げて旋回姿勢を安定させる効果を狙ったものです。

これによって、クルマがどのような状態になっても、最大限タイヤを接地させ、より安全に楽しくコントロールできるように。しかもKPCによる重量増やブレーキパッドの摩耗増はほとんどありません。だからこそ走りを研ぎ澄ませながらも、車重990㎏という軽量化が可能になったのです。

外観上で、この990Sをアピールするのは、ダークブルーの幌(他のグレードにも採用)とエアコンのルーバーベゼル(青とピアノブラック)とオプションで選べる専用のフロアマットのみ。さらに言えば990Sというグレード名はどこにも見つけられず、ブレーキキャリパーのロゴがブルーになった”Brembo”のロゴだけ。

MT仕様の990Sで伊豆スカイラインを走っていると、KPC云々など関係なく、本当に運転を素直に楽しめます。自分なりにセンサーを研ぎ澄まし、コーナリングの際のクルマの挙動を確かめます。なるほど、コーナーでの姿勢は非常に安定しており、わざとラフにクルマを曲げてみても破綻はありません。本当はサーキットなどで試したほうが、より効力を感じることができるのでしょうが、公道における速度域でも非常に優れた接地性、またそれによる安定性を感じることはできました。マツダのこの手の愚直なこだわりには脱帽です。(安東弘樹)

Hiroki Ando
1967年神奈川県生まれ。フリーアナウンサーとして活動する傍ら、2017年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務める。愛車遍歴は45台という正真正銘の自動車愛好家。現在はロータス エリーゼとスズキ ジムニーのMT車、家族用としてメルセデスEクラスを愛でる。

 

マツダ ロードスター 990S
ボディサイズ:全長3915×全幅1735×全高1235mm
ホイールベース:2310mm
エンジン:直列4気筒DOHC
排気量:1496cc
最高出力:132ps/7000rpm
最大トルク:152Nm/4500rpm
駆動方式:FR
変速機:6速MT
乗車定員:2名

 

問い合わせ
マツダコールセンター TEL:0120-386-919

【連載 NAVIGOETHE】

TEXT=安東弘樹

PHOTOGRAPH=デレック槇島(StudioMAKISHIMA)

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