仕事を極めたトップランナーたちは遊びの分野でも妥協しない。仕事と趣味、人生までもがシンクロし、相乗効果を生み出しているようだ。真剣勝負の遊び方、拝見!【シン・男の流儀】
変化し続ける新たなアートのカタチ
昨年、大手オークションハウス・クリスティーズでBeeple(ビープル)の作品が約75億円で落札されるなど、世界的にも大きな盛り上がりを見せているNFTアート。現在400点以上の作品を所有しているというコレクターのLev氏は、その魅力についてこう話す。
「NFTアートは、表現自体の価値だけではなく、〝トークン〞としての価値が内包されているのが特徴です。トークンとは簡単に言えば、ブロックチェーンの技術で可視化されたデジタル情報のこと。これまでデジタルデータは簡単に複製でき、〝本物〞を誰が所有しているのかを判断することは困難でした。しかし、NFTはブロックチェーン技術によって、その作品が唯一無二の本物であることを担保します。それがデジタルデータに価値をもたらしているんです」
表現の評価だけでなく、これまでにない異なる評価軸を持つ。それがNFTアートなのだ。
「NFTアートに興味がある人はまず、ブロックチェーンや暗号資産がこれまでどのように発展してきたのかなど、クリプトの文脈を勉強してみると、よりその魅力と価値を理解できると思います」
また、NFTアートは2019年の黎明期から、SNSを通してコレクターやアーティストたちが交流し、市場の拡大や課題解決などそれぞれの立場でコミュニティに貢献してきたという歴史がある。ゆえに、Lev氏自身も少しでも多くの人に興味を持ってもらえるよう、購入した作品を誰もが見られるようにメタバース空間上にシェアし、公開している。
「NFT自体が、これから社会実装されていくと考えています。NFTアートの世界もさらに広がっていきますし、誰も想像できないような面白い表現もどんどん出てくるはずですよ」

Lev氏がメタバース空間Decentraland(ディセントラランド)に設けたギャラリー。特に好きなアーティストであるXCOPYやJosie、PBOYの作品をメインにディスプレイしている。
NFTアートの流儀
1. クリプトの文脈を踏まえて作品を理解する
2. メタバース空間のギャラリーで作品を公開
3. 自分の役割を考えてコミュニティに貢献する

クリプトアートコレクター
Lev
投資家。2019年からNFTアート収集を始め、現在では400点以上もの作品を所有。日本のクリプトアート発展のため、SNSでも活動を続ける。Twitter @lev3864