年末年始に美食を愉しむなら、幸福と口福を運ぶ、開運レストランへ。あらゆるジャンルの“最幸店”から今回は、東京・日本橋の「蟹王府(シェワンフ)」を紹介する。【特集 勝ち運アイテム】

風水学にもとづいた食空間へ
中国に伝わる風水とあらゆる占い事の原点とされる玄学を取り入れた空間。店のエントランスには立派な関羽像が飾られ、ワインを縦置きにすることでゲストの信頼や尊重を得ることができる「不倒樽」の考えに基づいたガラス張りのセラーも圧巻。
スケールの大きさと清々しい気の流れを感じながら、自社養殖場で育てる上海蟹をはじめとした多彩な料理を楽しむことができるのが、「蟹王府 日本橋店」だ。

年4回の厳正な免疫検査を受けた“お墨つき”の蟹を使った料理を多数用意するが、オスの胸肉をメスの白子と味噌で炒めたものをパリパリ食感のポーピン(薄餅)に詰めて食べる名物は、ひと皿になんと約20匹の蟹肉を使用。蟹味噌に白子と内子を合わせたソースを香り米にかけて食べる料理も通年提供する。玄学によれば、蟹の爪は「ひとを摑む」とされており、人間関係の改善や愛情運がどんどん向上するとも。
一点の曇りもないハレの空気感に包まれたこの店ならば、たしかに御利益にあやかれそうだ。
蟹王府 日本橋店/Xie Wang Fu
ランチのフカヒレと蟹肉のかけご飯(¥3,500)なども人気。
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井二号館1F
TEL:03-6665-0958
営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00
定休日:施設に準ずる
座席数:80席(個室4部屋)
この記事はGOETHE 2025年2月号「総力特集:仕事を極めたトップランナーたちの勝ち運アイテム」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら