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2024.03.13

韓国女優も虜、骨つきスペアリブの店「シンガネワンコトゥンカルビ」――ソウル1泊2日食いだおれ旅【3軒目】

充実した人生を送るには、時にはノリと勢いも必要。財布とパスポートと旺盛な食欲(と屈強な胃袋)だけ持っていざ、ディープ感満載の美食のアジア弾丸ツアーへ。今回はソウルの「シンガネワンコ トゥンカルビ」へ! 【特集 エクストリーム旅】

「シンガネワンコ トゥンカルビ」のトゥンカルビ
トゥンカルビ16,000ウォン(1人前。写真は2人前)。

ローカル御用達! 肉欲爆発の行列店へ

センチメンタルな気分と胃袋がふくらむ気配をかき消すように3軒目の「シンガネワンコ トゥンカルビ」へ。ここは案内人のキムさんも学生時代によく通っていたという骨つきスペアリブの店。

「遅くまで営業しているので、散々飲んだあとに友達と来ていました。トゥンカルビとは豚肉の部位の名前で、網の上で一気に焼いてから歯で刮(そ)ぐようにして食べるんです」。

手づかみで食べるトゥンカルビ
軍手をはめて手づかみで食べる。

韓国の焼肉店では、自動的にパンチャンという惣菜が出てくることが多い。それをつまみながらビールや焼酎を飲み、肉を焼く幸せ。

軍手と一体になったビニール手袋をはめ、熱々の肉にかぶりつけば気分はまさにライオンキング。肉は骨のまわりが一番美味しいというのは本当だなと改めて思う。

韓国の有名女優がトゥンカルビの店でデートをしたという記事をなにかで読んだけれど、好きな相手なら骨まで愛せるということか。

【3軒目】16:00|シンガネワンコ トゥンカルビ

住所:ソウル特別市東大門区 龍頭洞118-81
営業時間:16:00~25:00
定休日:日曜

旅人・小寺慶子
肉と酒を糧に生きる肉食系ライター。強靭な胃袋とフットワークの軽さを武器に国内外を食べ歩く。旅先では「郷に入れば郷に従う」のがモットー。

【特集 エクストリーム旅】

この記事はGOETHE 2024年4月号「総力特集:エクストリーム旅」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=Young wrong Yim COORDINATION=Kim Ahyoung

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