今飲むべきは、ホテルBARの和カクテル。今回は、HOTEL THE MITSUI KYOTOの「THE GARDEN BAR(ザ ガーデンバー)」を紹介する。【特集 ニッポンのSAKE】

ミズナラ樽熟成をキーモルトにした「響」に、和三盆の優しい甘さを溶けこませた一杯。オレンジピールで香りづけしローズマリーを添えて。コースターは「HOSOO」の西陣織。¥3,200
三百年の時を感じる古都の美麗カクテル
二条城を望む三井総領家の跡地に、2020年、三井不動産グループのフラッグシップホテルとして誕生したホテル ザ ミツイ キョウト。エントランスには、300年を経た梶井宮門、ホテル中央には三井家時代の日本庭園が配され麗しい。
京都の四季を映す庭園に面した空間で、アフタヌーンティー、カクテルなどドリンクを味わえるのが、バー&ラウンジ「ザ ガーデンバー」だ。
バーのコンセプト「継承と新生」をイメージしてつくられた「雲母(きら)」は、老舗酒蔵の古酒、クラフトジン「季の美」を使ったシグネチャーカクテル。盃を思わせる大きく開いたグラスに注がれ、紅葉など季節の花や葉を浮かべる。

「月の桂 純米吟醸1998年古酒」(継承)と「季の美」(新生)をベースに、「山崎12年」のオレンジビター、ほうじ茶を合わせたマティーニスタイルのカクテル。特別注文したグラスは明治期創業の木村硝子製。¥3,200
サントリーのブレンディッドウイスキー「響」と西陣織メーカー「HOSOO」とのコラボで話題になった、ハーモニアスカクテル3種は、二十四節季をイメージした24面カットのオールドファッショングラスに「響」と和三盆、柚子や和紅茶を組み合わせたカクテルを満たす。
「夕暮れ時のお庭の様子が本当に美しいので、お楽しみください」と言うのは、バーテンダーの松原拓未氏。受け継がれる日本の美意識を、眺望とカクテルが感じさせてくれる。

HOTEL THE MITSUI KYOTO「THE GARDEN BAR」のバーテンダー。京都のホテル専門学校を卒業後、2023年に入社。多彩なお酒の特徴を日々学びカクテルに落としこむ。

住所:京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284 1F
TEL:075-468-3100(代表)
営業時間:11:00~L.O.23:30
定休日:無休
料金:カクテル¥2,600~(サービス料込み)
座席数:44席
この記事はGOETHE 2024年1月号「総力特集: ニッポンのSAKE」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら ▶︎▶︎特集のみ購入(¥499)はこちら